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リチウム中毒で死にかけた人が生き延びて出会ったもの


#未来のためにできること

 去年躁鬱病の治療で処方されていたリチウムで、リチウム中毒になってしまい死線を彷徨いました。

 躁鬱病は20年来のお付き合い、5回目の入院。2023年3月、最初に3ヶ月ほど痴呆症の症状が出て、MRIなどで調べても頭には異常はなく、私は全く記憶にないまま精神科に入院。

 その後急速に症状が悪くなり、近くの高度救急治療センターへ転院し、リチウム中毒と解りました。

 躁鬱病はリチウムで治療するのがもはや常識となっており、ただそのリチウム中毒を避けるために血中濃度を定期的に計る必要がありますが、もう医療界では「50年前に絶滅した病気」のようで、ほぼどんな病気でどんな症状で、どんな後遺症があるのかなど、今全く分かりません。

 ただたまたまラッキーな事に高度救急治療センターのおじいちゃん先生が50年以上前にリチウム中毒治療をしていたらしく、私は救って頂いて生きながらえたのでした。

リチウム中毒の症状は色々あったと思われるのですが、やはり死線を彷徨い緊急透析まで受けたので、体力が大変に落ち、いまだに普通の生活をすることができません。

そんな中でアプリでふと大好きな「スチームパンク」を検索しネトサしていると「ジャンクジャーナル」というものにぶち当たりました。「はて?」私の知らない言葉でしたので色々検索すると、なんと私の好み過ぎる世界じゃ無いですか!

みるみるのめり込んでしまい数ヶ月で師匠を持ち、紙活のオタクの証明のダイカットマシンまで手に入れました!

躁鬱病は死を本気で考え悩む病気です。リチウム中毒で死ねたらいっそ楽だったと変わってしまった自分の体に恨んでしまうこともありました。

でも、生き残れたのはジャンクジャーナルに出会う為だったんだと、今はっきり確信しています(*´∀`*)

なので私のSDGsは「私が生き残った事」なんです。一人一人の力は小さいとは良くいいます。1人で何をしたら良いか分からないと言う人も沢山います。

でも別に特別な団体やイベントに参加したり、国を跨いで活躍するだけがSDGsじゃなくて、毎日の生活の中で「今日の洗濯は洗剤ちょっと減らして水も少なめで短く洗おう」だって立派なSDGsです。

海外では日本ほど水が豊かじゃ無いので、毎日洗濯出来ないし、汗をあまりかいて無ければ何度も着てから洗う。それぐらいから始めて、自分の生活を良くしていけば良いと思います。

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