恋愛はタイミングと縁、とやら。

恋愛も人生も、タイミングってよく言われるけれど。

タイミングが合って「縁があるかないか」じゃなくて、「縁を感じたいかどうか」なんだなと思った。

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この1ヶ月、自炊もちゃんとしてごはんをモリモリ食べているし、大好きなイヤリングは変わらず毎日つけているし、仕事中に胸がつまって泣きそうになることもなくなった。

ある男性と2人きりのご飯も、なんとなく何度か行った。

わたしのことを知ろうとしてくれること、何気なく発した言葉にさり気ない前向きな言葉をかけてくれること。

わははと笑ったり、カウンターで並んでお好み焼きを食べたり。

楽しく過ごしたいのに、なんでこうして過ごしているのが彼じゃないんだろう。という思いがふくれあがって止まらなくて、その人と会った日はいつも帰って泣いた。

その人は偶然にも旅行先と出張先がかぶって驚いたけれど、わたしはそこに意味を持たせたいとは思わなかった。

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どんなにほしい言葉をくれてタイミングがいいひとがいても、わたしは、それは全部全部ほかの誰でもなく、彼がよかった。

彼とはタイミングが合ってトントン拍子で恋人になり、付き合ってからはタイミング悪くすれ違うことが多かった。

ああ、縁がなかったのか。縁がなかったんだな。あってほしかった。

わたし、ただの思い出として振り返られるくらい、立ち直れるのかな。