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「 プログラミング学習会」を開催して、僕が学んだこと

こんにちは。東京も本格的に寒くなりました。
最近、新型コロナの変異種の影響で、一部で入国規制が実施され、メディアで活発に議論されていますね。

外で過ごしていると、年末年始の会食も含め、世間では自粛ムードが大きなストレスになっていると感じます。第二波から変異種と続き、コロナの影響は一体、いつまで続くのでしょうか。


さて今回は、今年の7月下旬から5ヶ月の間(2度休みがありましたが)、22時から23時、僕と弊社代表の山田の2人が、完全無料オンラインで開催し続けた「 プログラミング学習会」を振り返ります。

実は、今週(12月24日クリスマスイブ)が最後の19回目で、一旦、区切りをつける事になっています。

その前に、僕のプログラミング歴を振り返ると、東京へ移り住み、プログラミングを学び仕事としても関わり始めたのが、2019年7月でした。それから、今日まで1年5ヶ月、平日は毎日、1日5時間以上、続けてきました。1ヶ月の中で平日は約20日、それを17ヶ月、1日5時間とすると、1,700時間も費やした計算になりますね。休日など自分で勉強した時間も合わせれば、おそらく2,000時間に及びます。

関連記事:プログラミングの学び方について


会社の仕事では主に「Ruby」という言語の「Ruby on Rails」というフレームワークで、ウェブアプリケーションを扱っているのですが、HTML や CSS、Javascript 、周辺の支援ツールも含め、慣れてきたとは言え、今でも知らない事が沢山あります。仕事場の仲間に教える機会は何度かありましたが、講師の立場から資料を作って説明したのは、今回が初めてでした。目的を伴うアウトプットで、資料を用意し、限られた時間で、誰かに伝えた経験も、ほとんどありませんでした。

そのような状態から、COMOLY の登録者の方に向け、「プログラミング学習会」がどのように始まったか、そして、どんな内容だったか、やってみてどうだったかを、皆様にお伝えします。


「プログラミング学習会」の始まり

当時、頂けるお仕事の案件が徐々に増えてきた頃でした。その中で、もっと多くの登録者の方に案件に関わっていただく為、トレーニングの機会を増やす事に。

最初は、COMOLY の中のチャット機能を使い、僕の体験を共有して、登録者の方に知っていただこうという形で始まりました。


写真1:当時のチャット様子

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登録者の方々が、お互いを知る意味でも、初めての交流の場になりました。プログラミング経験者、初心者、様々な方のニックネームとプロフィール画像、コメント。自分達で作った場に、10名近くの方が集まり、リアルタイムに会話しているのを目の当たりにして、今までにない新鮮さと、興奮と感動が湧き起こりました。

初回を終え、チャットで文字を打つのが大変だったので、ちょうど流行り出した頃の Zoom を使うことに。連絡や資料提供の手段として、Slack も取り入れました。使う事に慣れない方、不安な方が多くいらっしゃったので、ダウンロードからインストール、使い方や、アカウント名の変更、映像と音声のON/OFFなど、プライバシーへ配慮した説明を心掛けました。


写真2:Zoom で配信している僕の様子

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写真3:Slack のワークスペースの様子

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視聴される方は、顔も声も出せないので、プライバシーには細心の注意を払いました。その後、回を重ね徐々に慣れて、数名の方が、お声や顔を出してくださって、嬉しかったです。僕も今ではすっかり慣れてしまいましたが、当初は、一方的に顔を出して話す事が、心理的にも技術的にも、非常に難しく感じたのを覚えています。

ここから全体を通しておおまかに、前半と後半に分けて、振り返っていきます。


「プログラミング学習会」の前半

前半は、実際の案件に関わる「ウェブページ作成」の講座で、「HTML と CSS」が中心でした。フォルダの中に HTML ファイル と CSS ファイルを配置して、関連づける。そういう基本的な仕組みから始めて、ファイルを編集するためのおすすめツールを紹介して使ってみて、それから具体的なデザインに関わるプログラミングを、参加者の皆さまと一緒に学んでいきました。


写真4:みんなで作成したウェブページ

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最終的に、画像のようなページを、皆さんが作れるようになりました。
その後、実際にお仕事の案件に取り組んでいただいた方も、数名いらっしゃいます。世田谷区社会福祉協議会の「ぷらっとホーム世田谷」のウェブサイトのいくつかは、指定したデザインに基づいて作成していただいたページです。


写真5:ぷらっとホーム世田谷のウェブサイト
https://www.platsetagaya.jp/

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一方で、学習会の途中で、それぞれの方の都合や、体調など、来れなくなってしまった方もいらっしゃいました。事情は本当に様々で、自由参加ではありましたが、主催者として出来る事が、色々あったと思います。

今回の反省を生かして、必ず次の機会に繋げます。


「プログラミング学習会」の後半

後半は、主に Javascript を使って、自分で何かを作ってみる、という課題が中心でした。自分がほとんど知らない Javascript 教える、というのは非常に高いハードルに感じ、調べ過ぎて情報が膨大になって、まとめきれず、資料が分かりにくくなってしまいました。

何度かチャレンジした後に交代して、講師は代表の山田、僕はサポート役に回わりました。その時、サポートの立場から改めて気がついた事が、いくつかありました。

毎回、参加していただく方は、挨拶は積極的にしてくれるのですが、質問や意見となると、なかなか出てこない状況がありました。講師として振り返ると、限られた時間を気にして、進行が速くなってしまっていたのが、僕の一番の反省点です。

一方、相手の反応が無い中で、声や表情、やっていることも見えない状態で進めていくのは、ブラックボックスの中身を手探りで当てるようなもので、やはり、非常に厳しい事だとも思います。


終盤に、Git と Github でチーム開発について学んだ時、僕が講師を担当しましたが、初めて、参加された全員の方々と足並みを揃えて進められた感覚がありました。

追記(2020年12月26日):
プログラミングスクールなど、学びの場で「教える」時、一方的な情報提供になりがちです。困っている時に、仲間が応援してくれたり、アドバイスや、優しい言葉を掛けてくれる。そういうコミュニケーションの中で「学ぶ」大切さが、この体験から、非常に良くわかりました。

その時は、終了予定の時間を過ぎて続けていましたが、最も充実していた印象があります。ここから得られたヒントは、また次の機会に、必ず繋げていきます。

最後に、参加された方から提出していただいた、Javascriot の課題を、いくつか掲載させていただきます。

ブロック崩しゲーム
https://hirohiro33.github.io/block_destroy_game/

暗算のタイムアタック
https://nakamon-death.github.io/practice_calc_ver_1.12/

ルービックキューブのタイムアタック(ストップウォッチ)
https://yuuhi55.github.io/test/


最後に

これまでご参加くださった方に、お礼を申し上げます。
お疲れ様でした。どうもありがとうございました。

これからも、プログラミングや、いろんな事にチャレンジし続けて欲しいと願っています。

また、来年から読書会を企画しておりまして、毎週木曜日の、20時頃から2時間ほど、開催する予定です。

ご興味ありましたら、ぜひご参加頂ければ幸いです。


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