COMOLYで働き始めてからの3ヶ月を振り返って
こんにちは、スタッフの戸村です。
どんどん春めいてきて暖かい日が増えたと思ったら、いきなりの雨や嵐に身も心も振り回されております。冷え込む日も多いからか、埼玉ではまだ桜が見れていません(2024/3/29時点)
寒暖差も厳しく風邪も流行っていますので、皆様ご自愛くださいませ。
今回はタイトルの通り、この3ヶ月を振り返って感じたことなどを振り返りつつ、COMOLYと私の今後のことをお話できたらなと思っています。
この3ヶ月を振り返って
1月〜
最初の1ヶ月はシステムを覚えることとMacに慣れることにとにかく必死だった思い出しかなく(Windowsしか触ったことがなかったのです)スタッフの皆様に日々助けて頂いてました。皆さん優しくてこっそり泣きました。
登録者さんにカウンセリングの際にお伝えすることも多いのですが、実際にお仕事を一緒にして頂くCOMOLYのメンバーは皆さん本当に優しいです。登録者さんに安心して仕事に臨んでもらえるな、といつも思います。
2月〜
少し慣れてきたものの、カウンセリング以外のことは中々出来ない日々でした。
私は基本火曜と木曜のみの出勤なのですが、一日のほとんどがカウンセリングで終わっていました。
カウンセリングを受ける方は皆さん抱えているものも、持ち合わせているスキルも背景もそれぞれ違いますし、目指すところも違うので、その方に一番合ったお話をさせて頂きたい、とこれは今も日々精進しているところです。
自分が知らなかった制作関連のアプリの情報からや国の支援の情報等まで幅広く勉強しながら、登録者さんに少しでもプラスになる情報をお話できたらなと感じていました。
また2/11にはかたら〜なin世田谷に参加させて頂きました!
直接当事者さん達とお話をさせて頂いたり、ゲストの方のお話を伺ったり、充実した時間を過ごさせて頂きました。
中でも印象的だったのが、「お金との付き合い方を考えよう」のお話を伺っている際にあった「失敗が許されない社会」という言葉でした。
前職で学校に勤めていたのですが、正に、だったなあと思います。
私自身も義務教育から社会に出てもずっと、失敗は悪、失敗したらアウト、という空気感の中で育ってきましたし、未だに小中学校ではその雰囲気が蔓延しています。
失敗とそれを厭う先生達に萎縮する子、反発する子、無気力になる子、様々でしたが、それがずっと続いたら疲れてしまうし嫌になるよな、と当時思ったことを思い出しました。
失敗しても大丈夫、失敗しても怒られない、失敗しても次がある、そんな空気に社会全体がなるためには、きっと「余裕」が必要なんだと思います。
誰かが失敗しても助けることができる余裕、もう一回やってみればいいじゃん!と言える余裕、困っている人がいないか周りを見渡せる余裕、休みたい時に休める余裕。
その余裕を作るのが、国の政策や支援であって欲しい、なんてことを考えた一日でした。
そういった余裕が増えれば増えるほど、社会に参加するハードルが下がるのに、とも。
私に何ができるかなあ、と帰り道の電車でたくさん考えるきっかけを頂きました。
当日色々なお話をしてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
3月〜 これから
ここ1ヶ月程は大分慣れてきて、少しずつ他のお仕事も任せてもらえるようになり、周りのスタッフが今どんな仕事をしているのかも少しずつ見えてくるようになりました。
カウンセリングの予約が少し落ち着いてきたこともあり、今後は登録者の皆さんと一緒にお仕事を進めていくこともあるかもしれないので、足を引っ張ってしまうことのないよう、日々勉強の3ヶ月目です。
まだ(仮)の予定ですが今後COMOLYではHTML・CSSのセミナーを開催したり、ワークキャンプを開催したり、トレーニングコンテンツを始めたりする予定とのことでどれも今からとっても楽しみで、私自身もそこで何ができるかを模索中です。
私はこのCOMOLYが登録者の方々の様々なきっかけになるような存在でありたいと考えています。
カウンセリングも部活動も当事者会もワークキャンプも、勿論お仕事も。
「一歩踏み出すきっかけ」のお手伝いができたらなと思っています。
新年度、気持ちも新たに色々チャレンジをしつつ、一歩目を踏み出した新規の登録者さんとお話ができる機会を一回一回大切にしていこうと思います。
引き続き宜しくお願い致します。
COMOLY スタッフ 戸村