こもごも第十回を振り返って
みなさん、こんばんは(おはようございます!こんにちは!)
こもごもメンバーのはまなすです。
2024/12/15、この日こもごもは開催第10回目を迎えました!これまでお話しいただいた皆さま、またご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございます!
今回から、こもごも開催の裏側で運営が感じたことや、お話をうかがって感じたことをつらつらと書いていきたいと思います!
今回は宮田さま、玉井さまのお二人にゲストスピーカーとしてご登壇いただきました。お二人のご家族も多数来てくださり、さらに宮田さまの本や玉井さまのご家族が作られたお菓子が販売されるなど、大変賑やかな会となりました。
最初にご参加された皆さまからそれぞれ自己紹介をいただきました。ご参加されていた皆さま、自転車に対する思いをそれぞれに持たれていたことにまず驚きました。
と同時に、自転車という乗り物にたいしての関心をより多くの人にどう向けていくかは大変難しい課題だと感じました。「時々乗っていてちょっと興味がある」方を増やしていく必要があることを感じたところです。
そのあと様々なお話がゲストスピーカーをはじめとした皆さまから展開されましたが、第10回は、「こもごも」の雰囲気を大変強く感じさせることができる回だったと思います。いろいろなところで感じさせられたところですが、私がはっきり感じたのは以下3点からでした。
まず1点目は、話が交通によりすぎず、自転車を実際に運転される人の視点で続いたことです。今回のスピーカーの方からいただいた「輸送している」とか「輸送効率」とかの「言葉って何?それは考えることの本質ではないのでは?」という言葉が大変記憶に残っております。「交通」の裏にある「人」が大切であると玉井さまが触れられていたことに、はっとさせられたところです。
2点目には、今回は玉井さまの妹さまがゲストとして、かつてご自身が体験された自転車に関するエピソード(少し苛立たれていた歩行者の方とのコミュニケーションの話)が大変印象的でかつ示唆に富んでいたこと。様々な要素がありすぎてまとめきれませんが、コロナ禍という不安定な状況の中での、自転車と歩行者のお互いへの感情をまざまざと感じたり、歩行者と自転車の相互の不安や不満といったものを改めて考えさせられたりしたところでした。それではどうすればよかったのか?どう変えていけばよいのか?は全くまとまっておりませんが、「交通最適化」という言葉からは全く出てくることはないであろう、現在の自転車や交通への大きな問となったのではと考えています。
3点目は、宮田さまからは「わからせる教育をやめる」話をいただいたのですが、この点は、教育がどのように自転車に対する意識を決定づけているかということをお伺いし、教育の重要性を改めて感じました。もっとも、私が生まれ育った地域では、少なくとも私は「自転車はこんなに危険!」というような話をそれほどされてこなかったところであり、まずは「そういった教育があるんや…」ということが勉強になりました。
第10回にご参加いただいた皆さまの「自転車への思いは一様でなく、様々な立場から様々な思いを持っている」ことを実感でき、そして様々な方のお話を伺えて、大変勉強になりました。自転車の取り巻く環境はまだまだ厳しいですが、本日感じた違和感や発見を忘れず、まずは話題にして関心を広げていくことが肝心ではないかと思った1日でした。
最後に、ゲストスピーカーとしてお話しいただきました宮田さま、玉井さま、そしてご出席・お話いただいた皆さま、改めて誠にありがとうございました!