やまぞえハイジって?
よく聞かれるので自己紹介します
こんにちは!今日は、地域の皆さんの口腔健康を守るために立ち上がった「やまぞえハイジ」をご紹介します。
やまぞえハイジは、奈良県山添村を拠点に活動する一般社団法人で、二人の歯科衛生士が運営しています。その中の1人が私。
歯科衛生士としての経験を生かし、歯科医院内で働く従来の歯科衛生士の枠を超えて、地域の方々との繋がりを大切にしながら、歯科医療と繋がっていない方々にも口腔健康の重要性を伝えたいという強い思いを抱いています。
歯科医院でも働きながら、やまぞえハイジとして地域のイベントやサロン活動を通じて、「いっしょう食べられる口づくり」を目指しています。
やまぞえハイジの名前の由来
誰もが最初はアルプスの少女ハイジを想像するそうですが実は違うんです!
「やまぞえハイジ」の名前には、特別な思いが込められています。歯科衛生士は「デンタルハイジニスト」と呼ばれることから「ハイジ」という言葉を取り、また、二人が住む毛原地区には「毛原廃寺(けはらはいじ)」という歴史的な場所があり、そこからも「ハイジ」を取り入れました。さらに、「歯を維持する」という意味も掛け合わせ、地域の皆さんと共に歯の健康を維持し続けたいという願いを込めて、この名前が生まれました。
高齢化と歯科の役割
奈良県山添村の人口は約3000人で、高齢化率も年々上昇しています。高齢化社会において、口腔健康は全身の健康に深く関わっていることが多くの研究で示されています。歯を失うことは、栄養摂取の困難、認知症のリスク増加、さらには生活の質(QOL)の低下につながるとされています。
そこで、やまぞえハイジは、「いっしょう食べられる口づくり」をキーワードに、地域の高齢者の方々が健康で笑顔でいられる生活をサロン活動などを通じてサポートしています。
これからの活動
やまぞえハイジは、今年の8月に法人化したばかりですが、すでにさまざまな活動を計画しています。
今後は、口腔ケアの重要性を伝えるための講座やイベントを定期的に開催し、住民の方々が気軽に口腔の健康について相談できる場を提供していきます。また、訪問歯科では口腔ケアの重要さを知っていただき、歯科医院に足を運べない方々にも手厚いケアを届けていきたいと考えています。
やまぞえハイジは、地域の皆さんに愛され、信頼される存在であり続けたいと願っています。口腔健康を守ることは、全身の健康を守ることに繋がります。
そして全国の歯科衛生士さんの中でやまぞえハイジのような地域に根付いた歯科衛生士の居場所を作り、地域から歯科医療につなぐ「ハイジ」が増えてほしいです。
みなさんが「いっしょう食べられる口」を保ち、健康で笑顔あふれる生活を送れるよう、全力でサポートしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!
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