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感性を大事に生きる/ごうだあさえ

こんにちは!SHOWS STORY編集部の今井です。SHOWS STORYは、北野唯我がプロデュースするオンラインサロン「SHOWS」に所属するメンバーを紹介する企画です。

今回は、ごうだあさえさんにお話を伺いました。SHOWS内ではメンバーの相談役として頼られており、” 応援したい願望 ” が強いんですと話すごうださん。感性を大事に生きているごうださんのこれまでとこれからを赤裸々にお話しいただきました!

ごうださんについて
SHOWS内での呼び名は「ごーちゃん」。
キャリア支援を行うベンチャー企業、都市開発系の企業、学校法人を経て、現在はフリーランスとして、キャリアコンサルタントやファッションコンサルタント、スペースの企画運営を行うなど幅広く活躍されています。

SHOWSに入ったきっかけ

ーーSHOWSに入ったきっかけを教えてください!

ごーちゃん:

北野さんの『これからの生き方。』を読んだことがきっかけです。その本の中で「感性を武器にする」という言葉があって、そこで一気に北野さんに興味を持ちました。ただのビジネスマンじゃないな、と。
私自身が心を動かしてナンボという生き方をしていたので、感性を武器に生きていいんだとハッとさせられた感覚がありました。
それで、ちょうどコロナのタイミングで身動きが取れなくなって悶々としていたところでSHOWSの存在を知って、ここならオンラインでも刺激をもらえるんじゃないかと思って入会しました。もともと好奇心が強いタイプなので、北野さんが作るコミュニティに興味があったことと、自然体でどこまでコミュニティ内に居場所をつくれるかにチャレンジしたくなったことが大きな入会理由です。やっぱりこういうオンラインサロンって、仕事を一生懸命頑張って、成果を出している人が多そうじゃないですか。そうじゃない人間がどこまで楽しめるのかに純粋に興味がありました。

ーー確かにオンラインサロンって所謂 ” 意識高い系 ” が多くて敷居が高いイメージがありますよね。「感性」「心を動かしてナンボ」という言葉が印象的ですが、ごーちゃんは昔からそういった生き方をされていたんですか?

ごーちゃん:

いえ、もともとは人の顔色を伺って、自分がどうしたいかではなく、周囲から求められることをやるような生き方をしていました。自分の父親が強い人で、俺の言うことを聞いていればいいというタイプの人だったので、幼い頃から無意識に人の顔色を伺ってしまうような癖が付いてしまっていて生きづらさを感じていました。そこから抜け出すのは大変だし、まだまだ挑戦中って感じですね。

ーーすごく意外です!人の顔色を伺う生き方から、今のように感性を大事にする生き方へ変わったきっかけは何だったのでしょうか?

ごーちゃん:

当時6歳の長男に「ママ笑って」って言われたんです。そこでハッとして。自分が楽しんで幸せでいないと愛情を与えられないなって気づいたんです。自分が満ち足りていないと大切な人を大切にできないなと。長男のその言葉で覚悟が決まって、本当に幸せになろうと決めました。
そう覚悟を決めてモヤモヤしながらも世間体を気にして続けていた、10年以上勤めていた学校法人を辞めて、感性を大事に生きていた中で『これからの生き方。』を読んで勇気をもらったんです。覚悟を決めた後も小さな決断がたくさんあって、そんな生き方に少し不安もあったんですよね。本当にこれで良いのかなって。”感性を武器にする”という言葉に背中を押された感覚がありました。

ごーちゃんにとってのSHOWSとは

ーーごーちゃんにとって『これからの生き方。』との出会いはとても大きかったんですね‥!次に、ごーちゃんにとってのSHOWSとは、というお話を聞いてみたいなと思っています!

ごーちゃん:

そうですね。私にとってSHOWSとは、刺激的であり、安心感もある場所だなと思っています。みんなが理想に向かってアクションしている雰囲気があって、安心しながらもチャレンジできる、そんな場所ですね。私自身、応援したい願望が強くて、何かをしたいっていう人に対して自分がちょっとでも役に立つことができれば嬉しいですし、それが生きている意味の一つでもあるんですよね。やる気があるってすごいことだし、行動するって決して楽じゃないから、やりたいことを形にするために動くっていう姿が本当に美しいなって。そんな人たちを見守ってプチ応援したいから、このコミュニティに居続けているのかもしれないですね。

ーー素敵な想いですね!確かにごーちゃんってSHOWSの色々な人と会っている印象があります。

ごーちゃん:

たしかに!特に大きな意図とか理由はないんですけどね。ただ好奇心で会ってみたいなっていうだけなんです。私にとっては、コミュニケーションは会ってナンボみたいなところがあって、オンラインは補足の部分であり、人生の営みとして人に会うっていうだけなんですよね。

ーー1対1で会うことが多いと思うんですが、そこにこだわりがあるんでしょうか

ごーちゃん:

1対1の方がお互いを深く知れると思うんですよね。どうしてもグループで話すとネタが限られてしまうじゃないですか。せっかくならお互いに深く話ができた方が楽しいと思うんですよね。プライベートでまで当たり障りないことを話すのはいらないなって。昔から人に会って、その人の考え方だったり、何に楽しさを感じるのかだったり、価値観を知ることが好きなんですよね。それが生き甲斐でもあって。そこから刺激をもらうこともありますね。

ーー素敵です!自然体でもSHOWSで居場所を作れるのかを試したいとのお話がありましたが、その点についてはいかがでしょうか?

ごーちゃん:

結果的には居場所ができて、ちょっとしたことでも声をかけてもらえたり、頼ってもらえたりしているので、それが自信に繋がりました。こういう自然体でも認めてもらえる部分があるのかと。自然体でも周りの役に立てることに気づくことができたので純粋に嬉しいです。
とあるSHOWSメンバーとのチャットグループがあるのですが、そこでは他愛もないことを言い合って、プライベートなことも含めて全て受け止めてくれる、お互いにそれができる関係性があるので、私にとってはすごく安心できる場所ですね。

”感性を大事に生きる”に至るまで

ーーオフ会での司会も、まさにSHOWSメンバーから頼られた結果ですよね!次にごーちゃんのこれまでのキャリアについて教えてください!

ごーちゃん:

現在はフリーランスのフリーランスのキャリアコンサルタント、そしてスペースのイベント企画運営をしています。前職では学校法人の職員として12年間働いていました。学校法人の前は、都市開発系の企業の総務部で一般職として働いていたのですが、私には合いませんでしたね。1日のほとんどを席を立たずに過ごしていて、人と関わることもほとんどなかったんです。そんな時に中高時代の恩師に相談したことがきっかけで、学校法人へ転職することになりました。学校法人では、学校広報や生涯学習センターの運営、学生課など4部署ほど経験しましたが、広報での仕事が一番出会いの数が多かったので、大変でしたが楽しく仕事をしていました。

12年間、生徒や学生たちを陰でサポートする側としてやってきましたが、途中からは直接生徒たちをサポートしていきたいという思いが芽生えたこともあり、モチベーションを保つことがなかなか厳しかったですね。欲しいものを買うことをモチベーションに、給料日をいつも待ち焦がれていました。

ーー今までのごーちゃんのお話を聞いていると、モチベーションが保ちづらい中でも辞める選択をしなかったことが意外なのですが、何か理由があったのですか?

ごーちゃん:

自分に自信がなかったからですね。実は新卒で入った会社を3ヶ月で辞めているんです。設立したばかりのベンチャー企業だったのですが、体力的にも精神的にもしんどくて、自分にはキャリアウーマンは無理なんだと思ったんです。もともと学生時代に、素敵な友達が就職が決まらなくて辛そうにしている状況を見ていて、この社会おかしくない?って思ったことがきっかけで、キャリア支援に興味があったんです。それでそのベンチャー企業に就職を決めたのですが、結果的に3ヶ月で退職することに。当時は挫折感がすごくて、しばらくバイトをして、心が戻ってきたタイミングで都市開発系の企業に一般職として就職したんです。

その出来事を引きずっていて、学校法人の仕事にモチベーションが上がらなくても、どういうところだったら自分がチャレンジできるのかについて考えたり、向き合ったりすることもできずにいたんです。

そんな中で、長男から「ママ笑って」と言われてようやく向き合う覚悟ができたんですよね。子どもって見てるんだなって思いますよね。

ーーそこからどのようにやりたいことに辿り着いたのですか?

ごーちゃん:

ある高校のキャリア講座を見学したことが大きなきっかけになりました。たった45分間の講義の中で、生徒の価値観が一気にジャンプする瞬間を見て、そんなことができるんだと。そんな世界をもっと知りたいと思って、キャリアコンサルタントの資格を取得しました。

ーーそのキャリア講座がきっかけで、” 感性を大事に生きる ” という今のごーちゃんのスタイルに辿り着いたんですね・・!

ごーちゃん:

そうですね。自分の心が動くことも好きだし、誰かの心が動いてその人がジャンプする瞬間がすごく好きですね。やっぱり心が動いている状態が生きている感じがするし、逆に心が動いていない時は私にとっては死んでいるのと一緒だなって思うんです。

ーーファッションコンサルをやっているとお伺いしたのですが、それも心を動かすことと関係があるのでしょうか?

ごーちゃん:

洋服を着ることは毎日のことだから、ファッションとか装いみたいなものって大事だと思うんです。キャリアコンサルをやっていると、切羽詰まっている方が多いなと感じていて。キャリアコンサルを受けるって決して気軽な金額じゃないので、もっと気軽に力になれないかなと思った時に、服をツールにして、自分が素敵になったら解決することもあるんじゃないかなと思ったんですよね。毎日着るものだから、とっつきやすさもあるじゃないですか。
ファッションコンサルをしていて、その人が持っている魅力が引き出されて、その人がキラキラする瞬間を見た時は最高な気持ちになります。ただ、一人に対して労力がかかりすぎるので、継続性がないことが課題ですね(笑)

ーーそうなんですね!ファッションコンサルという仕事も今回初めて聞きました!

ごーちゃん:

私自身、中学生からこれまで25年以上、毎月ファッション雑誌をチェックするくらいファッションが好きなんです。ついには息子の入学式をきっかけに着物にも夢中になっていて、今ではファッションの延長で日常に着物を取り入れています。着物、いいですよ!(笑)

ーー着物を日常で着るという発想はなかったです!撮影でごーちゃんが着ていた着物、素敵でした!
次は、「心を動かしてナンボ」という生き方をするようになってからの変化についてもお伺いしたいです!

ごーちゃん:

色々あるんですが、息子たちのサッカーの練習を見ているときに、彼らの変化を察知してそれを楽しめるようになったことですかね。些細なことなんですが、その変化に尊さを感じるんです。気持ちに余裕ができたからこそだなと思いますね。あとは、人生がいい方向に進んでいる感覚もあります。掴みかけている感覚というか、このままでいいんだろうなと感じています。学校法人を辞めるまでは怖さもあったんですが、いざ辞めてみたらすぐにキャリアコンサルタントという仕事に出会ったので、踏み出して良かったなと思います。

自分の感性を信じて好きなことをやっていたら、目に見える成果も出てきて、これでいいんだと妙に納得したんですよね。それで少しずつですが、自分の感性に自信が持てるようになってきました。

最後に

ーーここまで興味深いお話を聞かせていただきありがとうございました!自分の感性を大事に生きるということも素敵ですが、何よりキャリアコンサルやファッションコンサルを通じて、関わる人にも自分らしい生き方を伝えていきたいという想いが感じられました。
ごーちゃん: 先ほどもお話ししたんですが、応援したい願望が強いんですよね。自分の中高時代、エネルギーを持て余しているのに行動しなかったことを後悔していて、あのときもっと行動していたら、どんな展開になっていたんだろうって思うんです。だからこそ、若くてエネルギーはあるのに一歩踏み出せない子たちに対して、自分が少しでも背中を見せられたらなと思っています。誰かに背中を押して欲しい人って多いと思うんですよね。そんな人たちの背中を押せる存在でありたいです。

ーー最後に、この記事を読んでいる方に伝えたいことはありますか?

ごーちゃん:

「頑張りすぎているあなたへ、頑張らなくても楽しい場所がある」ということをお伝えしたいですね。世の中頑張り過ぎている人の方が多いと思うんですが、自分を押し殺し続ける頑張りは違うと思います。自然体でも楽しめる場所が絶対にあって、自分が心地良い状態に身を置いていれば、やりたいこともみえてくるはずです。やりたいことを無理やり見つけようとしたり、目標を立てたりしないで、状態にフォーカスすることが大事なのではないかと今は感じています。自分自身に余白がないと、今の自分の状態が良いのか悪いのかを判断することもできないと思います。せわしない日常の中では、自分の感情なんて流せてしまいます。余白があることで気づけることがあるとお伝えしたいです。

居心地の悪さを感じてモヤモヤしているけど、そのモヤモヤが何かわからない人には是非SHOWSに入って欲しいなって思います。違和感や居心地の悪さを感じている人にとっては、SHOWSは何か掴める場所だと感じています。ただの刺激だけではなく、安心感もあるので、自然と次の行動を起こせる場所です。

ごーちゃんの運営する、若い人たちの背中を押すリアルスペース
「you are charming 石神井公園」のInstagramもぜひ覗いてみてください。
↓リンク先
you_are_charming_2022

編集部あとがき

ごうだあさえさんという人間性に惹き込まれるインタビューでした。それはごーちゃんの言葉の節々から出る、自分の人生を楽しんでいるという自覚や人へ寄り添う心を感じたからだと思います。

そんな今のごーちゃんがあるのも、息子さんの言葉がきっかけで決断した、”感性を大事にする”という生き方があってこそ。

心に余裕が生まれることで見えてくることがあると語るごーちゃんからは、何か相談したら背中を押してもらえそう感をすごく感じました。

今の自分の生き方にモヤモヤしている方は、ぜひ一度ごーちゃんと話をして欲しいなと思っています。

ごーちゃん、今日は素敵なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!



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