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自分を変えたい方にオススメしたい場所/鈴木晴菜

【鈴木さんの紹介】
SHOWS内での呼び名は、おはる。
専門商社の人事、人材紹介会社での営業を経て、現在は動画配信メディア事業を展開するベンチャー企業の経営管理として広報・人事、フリーランス人事の両輪で活動中。個人でキャリアカウンセリングも行うなど、マルチに活動の幅を広げている。

こんにちは!SHOWS STORY編集部の河田です。SHOWS STORYは、北野唯我がプロデュースするオンラインサロン「SHOWS」に所属するメンバーを紹介する企画です。

今回は、鈴木晴菜さん(以下、おはると表記)です。おはるさんは、専門商社の人事、人材紹介会社の営業、現在はベンチャー企業の経営管理として広報・人事をしながら、フリーランス人事としてご活躍されるなど、人事領域に関するスペシャリストです。SHOWS内への貢献度も高く、たくさんのメンバーから慕われています。

SHOWSに入った理由

ーーSHOWSに入った理由を教えてください。
(おはる)
シンプルに北野さんの書籍が好きだったからです。私自身、「転職の思考法」を読んで転職したこともあって、北野さんにはとても感謝しているんです。

「転職の思考法」を読んだのは、2019年2月頃。まだ専門商社で人事をしていた時代です。他の人事の方のSNSをきっかけに本を知ったのですが、転職の考え方の本質を掴んでいて参考になったので、まず転職を考えている友人に紹介しました。そして、私自身の転職活動の際も、本で書かれていることを参考にし、転職を成功させました。そういった経験から、北野さんの活動を追いかけるようになったんですね。

ただ、本を読んで”悔しい”という感情も芽生えてきて。北野さんは本業として人事をやっているわけではないのに、転職の本質的な部分を見抜いている。北野さんが見ている世界に追いつきたかったという思いも正直強かったです。

もともとオンラインサロンには昔から入っていたので、SHOWSに飛び込むことには抵抗がなかったですね。新しい方との出会いが減っているなという感覚もあったので、入会を決めました。

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SHOWSでの活動について

ーーおはるさんは、SHOWSが始まった2020年8月頃から参加しています。Welcome人事の一員として、メンバーのために行動しているのがとてもステキで、「SHOWSをいいコミュニティにしたい」という気持ちがすごく伝わってきていました。今は本業の関係で、Welcome人事からは離れているそうですが、当時のことをぜひ教えてください
(おはる)わかりました!私がSHOWSに入った頃は、本当に何もなくて、北野さん含め参加したメンバーもみんな手探りだったんですね。まあでも0から1を作っていく経験ってそんなにできるものでもないじゃないですか。人事の経験があったので、Welcome人事に立候補し、人事としての活動をスタートさせました。

Welcome人事の役割は、SHOWSを居心地のいい空間にすることです。常時7~8人くらいのメンバーがいたのですが、その中での私の立ち回りは、どちらかというとサポート側でした。若手のメンバーも多く、成長してほしいという思いが強くあったので、人事として前に出るのは若手メンバーに任せていました。資料作りとかMTGの舵取りとかはやっていましたね。SHOWSのためにかなり時間を投資していたと思います。

ーーお話を聞いていると、Welcome人事のメンバーには強い思い入れがあるように感じました。
(おはる)
そうですね。本当にいいメンバーと出会えたという実感はあります。私が慕っているメンバーの成長を実感できるのも嬉しいですし、私にとってもすごく刺激になります。今はWelcome人事を離れてしまいましたが、当時一緒にやっていたメンバーに対しては人一倍思い入れがありますし、交流は定期的にありますね。

ーー思い入れのあったWelcome人事を離れたことには何か理由があるのですか?
(おはる)
Welcome人事というよりもSHOWSへの参加が全体的に減っています。それは私のキャリアに大きな変化があったというのが大きいですね。今まで以上にSHOWSにコミットできる時間が少なくなる。なら少し離れたところからSHOWSを見てみようかなって思ったんです。

SHOWSはめっちゃ好きだけど、好きが故にちょっと無理している部分もあったのかなって。自分の居場所を手放すのは勇気がいるし、最初はちょっと寂しかったけど、また違った視点でSHOWSを楽しめるようになりました。今の距離感が私にとっての最適解だと思っています。以前と変わらず慕ってくれるメンバーも多いので、本当にいいコミュニティだなと感じますね。

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キャリアについて

ーーここからおはるさんのキャリアの話について掘り下げたいと思います。まずは、簡単にこれまでの経歴について教えてください。
(おはる)
新卒で専門商社の人事、2社目に大手人材紹介会社で営業、現在は動画配信メディア事業を展開するベンチャー企業で経営管理として人事・広報をしながら、フリーランス人事として活動しています。

ーー1社目はどんな理由で入社したのですか?
(おはる)
1社目に行く専門商社は、私のメンターがここで人事をやっていたこともあって選考を受けてみようと思いました。それとは別に、商社にいきたいという思いもありました。というのも、商社は自社で商品を持つのではなく、お客様のニーズに合わせて商品を提供します。商品力よりも人間力で選ばれる業界で力を付けたいという思いがあったんです。

ーー人事は希望してなったのですか?
(おはる)
もうめちゃめちゃ希望してました(笑) 内定のときから人事にいきたいと言っていましたね。

私、就職活動で200社以上受けたんですよ。そこで、学生さんってわかりやすい会社から受けていくということを感じたんです。私が入社した商社は、100年以上の歴史がある優良企業なのですが、一般的に目にすることはないので、就職活動で出会わない学生さんも多いわけです。だから「たくさんの学生さんと接点をつくる!」と意気込んでいました。

採用企画・予算設計、ペルソナ設計、ホームページ管理、パンフレット制作、学生さんとのコミュニケーション、大学のキャリアセンターとの連携など、上流から幅広くやらせていただきましたね。

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ーーおはるさんは、2社目に人材紹介会社に営業として転職されています。すごく充実していたように感じるのですが、なぜそのような選択をしたのでしょうか。
(おはる)理由は二つあります。一つ目は、個人のキャリアの可能性を広げたいと思ったからです。というのも、事業会社の人事は、学生さんに自社のアピールをしますよね。それって、学生さんの資質を問わずに私たちの会社を薦めるということになります。

少し話は変わりますが、私は人事の仕事をしながらキャリアコンサルタントの資格を取得したんですね。そこで学んだことを活かして、大学の後輩のキャリア支援も行っていました。そんなこともあり、一人ひとりのキャリアの可能性を広げるということには興味があって、それを本業としてできる会社に行きたいと思ったんです。

二つ目は、利益を生むポジションの経験を積みたかったというのがあります。人事は直接的に会社に利益をもたらすポジションではありません。メンターからも利益を生むポジションを経験しておいた方がいいと言われていたので、営業の経験をしてみたいと思っていました。

その二つがマッチしたのが人材紹介会社での営業でした。

ーーかなりチャレンジングな転職ではあったと思うのですが、人事から営業へのキャリアチェンジは苦労もあったのですか?
(おはる)
そうですね。特に入社直後は苦労しましたね。

人材紹介会社での営業の役割は、大きく分けると「企業側の開拓・フォロー」と「求職者の対応」の二つがあります。会社によっては担当が分かれているのですが、私は両方担当する営業でした。

最初は新規営業に割く時間が多く、毎日のように電話や訪問をしていました。全く相手にされないことは普通でしたし、タイミングによってはお叱りを受けることもあったので、とても苦労したのを覚えています。今となってはとてもいい経験でしたけどね。

最初は京都の支店で働いていたのですが、段々と成果が出せるようになって、DX人材の紹介領域の担当に変更となりました。ただDX人材の市場規模が大きかったのはやはり東京だったので、2020年に自ら異動願いを出して東京に転勤となりました。エンタメ系・ゲーム系のクライアントをメインに担当していましたね。それが2021年10月までの話です。

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自由に働きたいと思った

ーー現在はベンチャー企業に長期的にコミットしながら、フリーランス人事としてもご活躍されています。その背景にはどんな思いがあったのですか?
(おはる)
そもそもなのですが、2社目を辞めたら、フリーランスで活動しようと思っていました。

そう思ったのは、色んな人と出会い、色んな価値観に触れる中で、フリーランス人事としての生き方がしたいと思ったからです。事業会社の人事だけでなく、人材紹介会社の営業も経験したことで、人事として見える世界は格段に広がり、フリーランスとしてやっていけるかもしれないと思いました。

ただ、収入面の不安もあったので、長期的にコミットできる会社があったほうがいいとも考えていました。今働いているベンチャー企業は、そのタイミングで知人に紹介してもらいました。フルフレックス・パラレルワーク可・リモート推奨というわたしが望むような環境が整っており、オファーを断る理由がありませんでした。フリーランスとして自分が挑戦したい仕事に関わりながら、安定した収入も得られているので、今の会社には本当に感謝しています。

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選択肢を提供する生き方がしたい

ーーおはるさんが、今後実現したいことはありますか?
(おはる)
利害関係無くキャリアを支援できるサービスを作りたいと思っています。商社で人事をしていた頃は、学生さんに一つの道しか提示できませんでした。人材紹介会社では、企業側からマネタイズしているというビジネスモデルの構造上、その方に適した企業を紹介することには限界があると感じました。

転職業界には、利害関係が多すぎる。それが、その方に適したキャリアを支援することの妨げになっているのであれば、利害関係なくアドバイスできるサービスを作ればいい。実現できれば、一人ひとりのキャリアの選択肢をもっと広げることができるのではないかと思っています。

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最後に

ーー最後に何か伝えたいことはありますか?
(おはる)
SHOWSは、私にとってお守りのような存在。たくさん挑戦できるし、学ぶことが多い場所だと思います。例えば、私はSHOWSでスプレッドシートをたくさん使ったのですが、それが今の会社ですごく活きています。

「自分を変えたい」「自分を変えてみたいけど、何から始めていいのかわからない」という方にとっては、SHOWSはとてもいい場所だと思いますね。

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編集部あとがき

記事を執筆している河田も、おはるさんに転職相談をした人の一人です。今後のキャリアに悩む私に、様々な選択肢を与えてくれるだけでなく、次につながるような一歩を一緒に考えてくれて、私は転職活動を成功させることができました。

それが、まさしく利害関係のないキャリア支援なのではないかと、私の中で腑に落ちました。おはるさんならきっと、たくさんのキャリアに悩む方の道標となれる。そう強く感じた取材でした。

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▼おはるさんにキャリア相談したい方はこちらから
https://mosh.jp/classes/page/59321

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