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静かな場に、波を打ちたい

明けまして、おめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願いします。

コト暮らしの長田(@SsfRn)です。
年末年始はバタバタしており、少し遅いご挨拶になってしまいました。

2024年一発目のnoteになるので、それっぽく抱負的な内容を書いてみたいと思います。


瀬戸内海と自分を重ねる

鞆の浦に来て、来月(2月)で丸2年が経ちます。

海が見える家に住んだり、海が見えるカフェを営んでいることもあり、毎日瀬戸内海に触れています。相も変わらず、穏やかな凪な表情です。

この瀬戸内海が持つ独特な雰囲気が好きで、それを日常で感じたくて移住を選んだ僕ら夫婦。今の暮らしが送れていることは、とても幸せなことです。

ふと、「なぜ瀬戸内海に惹かれたんだろう?」と考えてみたのですが、もしかしたら自分の心境が投影されているのではないか?と思ったんです。

波が起こらない、静かな瀬戸内海のように、争いがなく心穏やかに過ごしていたい。なるべく流れに逆らわず、なるようになるで生きていきていきたい。だからこそ、無理をせず、心の余裕を持ち続けたい。

それは昔から僕自身が描いていた、持ち続けたいスタンスのひとつです。

実際に鞆の浦に来てからは、心荒ぶりそうになれば、瀬戸内海を眺めてぼーっとして心を沈めていて。その度に、ここに来てよかったなと感じています。

それでOKなところはあるのですが、今年はそんな凪のような状態に、波を起こしていきたいと考えるようになっています。


波とは、変化を生み出すこと

これは完全な美意識の話になるのですが(正しいとか間違っているとかではなく)、「〇〇にする」とか「〇〇を変える」とか、誰かの作為性を感じる表現があまり好きではありませんでした。

その言葉の裏に、誰かのエゴで他者をコントロールしようとする思惑を感じ取れて、人を対等に見ていないニュアンスを感じ取ってしまっていたからです。

だから、僕はなるようになるし、流れに身を任せることを大切にしてきました。

ただ、それだけでは見れない景色があることを、最近痛感しているんです。おそらく、流れに身を任せるスタイルでこの社会を生きていくことはできる。でも、見える景色に大きな変化は訪れにくいなと。

だからこそ、僕は自分自身が抱える美意識の一部と向き合い、僕自身に波を起こしていきたいと考えるようになりました。

そして、昨年ローカルプレイヤーの皆さんから学ばさせてもらったのですが、「〇〇をつくる」「〇〇を変える」という言葉は、その人が持つ決意なんだと気がつきました。

他者や社会に投げかけている言葉ではあるけど、それ以前に自分自身に対して伝えている言葉なんだなと。そして、その決意実現のために、やれることをやっているんだなと。

それに気がついてからは、こういった表現への見え方が変わって。むしろ、かっこいいものを感じるようになったんですよね。

こういった変化を積極的に受けれいて、新しい自分のスタンダードをつくっていきたい。それが、波を起こすということだと考えています。


最後に

今抱いている気持ちや考えをちゃんとアーカイブしておこうと思い、このnoteを書いてみました。

誰かのためではない、自分だけのための文章ではあるけど、こういったメモを残しておくことがこれからさらに大切になっていくだろうなと思っています。

そして、2024年を走り切った時に、手応えを感じている自分と家族の姿を実現できるように頑張っていこうと思います。

それでは、本年もよろしくお願いします!


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長田 涼
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