3話目

「握手ひとつで売上が2倍!5,000万円の案件を獲得した話」 第3話

▶︎相手の反応

握手の効果、ということで3回目になります。


ただ形を真似たらいいわけではない、
結果を求めると結果は出ず、求めないと結果は出る

損得ではない。
その人の信念や想いが大切。

というお話しでした。


今までは、こちらの在り方の話でしたが、
今日は相手の反応についてのお話しです。


一体、どうなったから、
売上が2倍になったのか。

一体、どんな人から
高額な案件を受注したのか。

そこをお伝えしていきたいと思います。



▶︎人として

結論から先にお伝えします。

高額な案件をくれた相手は、
強面の男性です。

顔に傷もあり、かなり怖そうな人相だったようです。
しかも、サングラスまでして。

出来たら、あまり関係性を持ちたくない相手。
さらっと対応して、そのままお帰りいただきたいような相手。
もし日常に会ったとしたら、絶対に目を合わせたくない相手。


そのような方からいただいたようです。
なぜか。


それは、「人として」というキーワードが浮かび上がります。

見た目がどうとか、
雰囲気がどうとか、
態度がどうとか、


そういったところで判断するのではなく、

ただただこちら側としては、


ありがたい
喜んでいただきたい
お役に立ちたい


そういった思いで誰に対しても、
人として、接していたようです。

ついつい人によって態度を変えてしまう。
ついつい嫌だなと思い、無自覚のうちに避けてしまう。
ついつい面倒だなと思い、手を抜いてしまう。

そのようなことを他の人に対して、したことがあるかもしれません。
私はあります。

しかし、この窓口担当の女性は、
相手が強面だろうと、何だろうと、
いつものように「手を差し出して」握手を求めました。


強面の方は、やはり一瞬戸惑ったようです。
が、手を差し出し返してくれました。


▶︎なぜ2倍にまで膨らんだのか

ここまでを振り返って、まとめるとこのようになります。

【自分自身】

・考え方(すぐに結果を求めない)
・思い(相手を思う気持ち)

これらが握手に自然と乗っかって、
相手に伝わっているということです。

【相手へ影響】

・信頼がおけ「この人なら!」と感じている。

売上の成果が抜群に上がる握手と、
そうではない握手の違いは、こういうことです。


▶︎次回予告:「信頼」の波及効果

では、この「信頼」「この人なら!」という影響は、
どのように周りに伝染していったのでしょうか。

目の前のお客様はもちろん、
紹介も生まれ、
2倍という数字になっていきました。


周りへの伝染、影響に関しては、次回解説していきます。
そして、次回が最終回です。


またお話しします。
本日はここまで。


読んでいただき、ありがとうございました。


▶︎過去の記事

1話目:どこで起こった話?


2話目:売上の成果が抜群に上がる握手


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