育児に行き詰まったら親としての自分を成長させよう

育児には行き詰まることがある。
行き詰まる時、とは、育児に対する自分の手の内がもうない、ということ。

仕事と同じで、何か問題が起こったら、それについて学習し、ありとあらゆる方法でトライアンドエラーを繰り返し、解決策を見つける努力をしてみよう。

本を読む
インターネットで情報を検索する
他者に相談する
専門家のセミナーを受ける
勉強会に参加する

など、今やいろいろな方法を試すことが可能である。
学習し、その内容を実践するにあたって重要なことは、以下の３つである。
①信頼できる情報から学習すること
②意図して、あるいは意識してその手法を試すこと。
③実践の結果について客観的に評価し次につなげること

子育てにおいて様々な手法を取り入れたり、努力してみよう、行動してみよう、というと、わかっているけどできない、やりたいけどできない、専門家の意見だから違う、などいろいろと言いたいことはあるだろう。

しかし、そこは親として腹をくくろう。あなたは紛れもなく、目の前のこどもの親なのだから。いろんな言い訳はやめよう。

自らが学習し実行しなければ現状は変わらない。そして成人学習者として学習しているあなたを、子どもはきっと見ている。

ビジネスでクライアントがいつまでも待ってくれないのと同じで、子どもも日々成長しており、成長を待ってはくれない。育児における愛情、愛着形成、環境はその後の成長、そして人生に影響が大きいことは明らかで、いくつからでも、今からでも、親が本気になれば何か問題があっても解決の糸口はあるはずだ。

子どもは親を選べない。自分の親を尊敬し、誇りに思えるような親になろうではないか。

世界でたった一人の我が子、そして親という関係の奇跡を思いながら、少しでも子どもに笑顔で優しい気持ちで接していけるよう、親も子も一緒に学習し成長していこう。