2.一人でも楽しい時間を過ごす
コミュニケーションズ・ラボのyaddyです。
以前対人関係がラクになる3つの一つ目の「伝える力」についてお話ししましたが、今回は2つ目の「一人の時間を愉しむ力」のお話をしたいと思います。
人は一人では生きていけないので、常に誰かのサポート、子どもの頃であれば両親のサポート、学校の先生や友達、また大人になれば会社の上司・同僚・後輩、クライアント等の取引先、恋人や夫婦・・・。様々な人間関係に支えられて人は生きていくものです。
それなのに一人の時間を愉しむ?というのはどういうことでしょうか?
いはゆる依存をしないということになります。もし、今子育て中の親御さんであれば是非、親子関係注意してください。相互依存してしまわないか?ということです。距離感が近い夫婦や親子のような家族間は一番依存しやすくなります。依存してしまうとどうなるかというとその人がいない生活が考えられなくなります。その関係が例え良好でも、他の人間関係に支障をきたすことになります。これは本当に要注意です。それ以外の関係にも同様のことがいえます。
依存をしないために「一人で過ごす」時間を必ず毎日設けることをおススメします。ただ「一人で過ごす」わけではありません。孤独を感じながら過ごすのです。「今は自分は一人なんだ」ということを強く感じながら過ごすというわけです。そしてその時は本当の意味で自由な時間です。ポジティブな時間です。誰からも何も言われない何をしてもいい時間と捉えるのです。自分の夢や目標について考えてみてください。全てポジティブに考えます。成功イメージだけを語ります。一人でニヤニヤするくらいに良いことだけを考えます。自分の意見に対して誰も否定しない、全て肯定されていくという気持ちの良い時間を過ごしましょう。
この時間が非常に重要になるのです。もっと実践的に考えたい場合のやり方もあります。こちらはより具体的ですが、また機会があるときに書こうと思います。
自分と他人(他者)を引き離すことでストレスが解消されます。いいんだ。これでいいんだって気持ちにさせてくれます。それが人間関係をラクにしてくれるのです。だんだん孤独と向き合えるようになれれば、自分と他人は違うんだという意識が芽生えてきます。この意識が重要になります。前回の伝える力と組み合わせて考えれば、他人を気にせず、自分の考えを伝えることができるようになるということです。そして他者に何かを言われても事実として受け入れるだけでそこに一喜一憂することはなくなるのです。是非「一人の時間を愉しむ力」実践してみてください。