日経新聞記事「ダイキン、オフィス冷房をAI制御 電力最大2割減」に注目!
コモンズ30ファンドの投資先企業の記事を基に、どのような取り組みを行っている企業なのかをマーケティング部齋藤が日々ご紹介します。
本日は以下の記事を紹介いたします。
ダイキン、オフィスのエアコンをAI制御 電力最大2割減 【イブニングスクープ】 - 日本経済新聞 (nikkei.com)
以下、記事のサマリーです。
ダイキンのAI制御エアコンサービス:
新サービス開始: ダイキン工業は、AIを使ってオフィスのエアコンを効率的に制御する新サービスを開始。ヤマハ本社での試験導入で消費電力を最大20%削減。
遠隔自動省エネ制御: ビル用マルチエアコン向けに、室外機にネットワーク端末を接続し、AIで効率的な運転方法を導き出す。
エアネットサービスシステム: エアコンの遠隔監視と故障検知機能を追加。月額6万円程度で提供。
実証実験と効果: 浜松市のヤマハ本社など約20カ所で実証実験を行い、平均で10%、最大で20%の消費電力削減効果を確認。
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エアコンは最新のものに変えるだけで節電になります。例えば一定速方式の古いエアコンからインバーター方式の新しいエアコンに変えることでも消費電力は下がります。また、2023年モデルは2008年モデルと比べて年間電気代は約半分に削減できます。
今回のダイキンの取り組みはハード面の性能だけでは改良に限界があることから、ソフト面からも技術革新を行い差別化することや、システムを継続課金型にすることで、売り切りに加えて収益を安定的に得ることが可能になります。
このようなAIを活用したダイキンの取り組みに、今後も期待しています。
※文中に記載の内容は特定銘柄の売買などの推奨、または価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。