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日経新聞記事「東京エレクトロン社長『世界の半導体、AI向けが7割に』」に注目!

コモンズ30ファンドの投資先企業の記事を基に、どのような取り組みを行っている企業なのかをマーケティング部齋藤が日々ご紹介します。

本日は以下の記事を紹介いたします。
東京エレクトロン河合利樹社長「世界の半導体、AI向けが7割に」 企業の針路2025 - 日本経済新聞
以下、記事のサマリーです。

AI市場の拡大: 東京エレクトロンの河合社長は、AI市場が急速に拡大し、2030年には半導体市場の70%を占めると予測しています。
半導体市場の成長: 半導体市場は2030年に1兆ドル、2050年には5兆ドルに達すると見込まれています。
研究開発投資: 東京エレクトロンは、2029年3月期までの5年間で1兆5000億円の研究開発投資を計画し、全製品カテゴリーで世界シェアトップを目指します。
AI半導体投資の前倒し: AI半導体向けの投資が前倒しになり、2025年には半導体製造装置への投資に占めるAI向けの割合が4割程度に上昇する見込みです。
持続可能な成長: 河合社長は、企業規模を急速に拡大させるのではなく、持続可能な成長を目指し、AIを活用してものづくりを革新することが重要だと述べています。
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東京エレクトロンの河合社長のインタビュー記事「企業の針路2025」です。

2024年はAIが注目を浴びた1年で、今後もその流れは続くとみています。

現在、電気自動車(EV)市場が減速するなど、AI以外の半導体市場は軟調に推移していますが、長期的にはAIがドライバーになり徐々に伸びていくとコメント。

また、トランプ次期米大統領政権の発足のよる米中対立激化が予想されていますが、河合社長は、そのようなことに一喜一憂せずに、中長期的な潮流を見ることが重要とし、直近10年を振り返っても東京エレクトロンの利益は8倍になったと指摘しています。

そして、自社の装置の大半は日本で製造し、日本から輸出するため、日本の規制やルールに従って適切に対応していくとコメント。また、中国では新しい半導体メーカーが出てきましたが、国策支援もあるため中国内でのシェアは高まっていくとコメントしました。

中核技術を磨いて利益を追求し、そして次の投資につなげる。このような継続的に強い装置を造り続ける東京エレクトロンに期待しています。

※文中に記載の内容は特定銘柄の売買などの推奨、または価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。