日経新聞記事「コマツ、新型ショベルに3D施工機能 業務効率化後押し」に注目!
コモンズ30ファンドの投資先企業の記事を基に、どのような取り組みを行っている企業なのかをマーケティング部齋藤が日々ご紹介します。
本日は以下の記事を紹介いたします。
コマツ、新型ショベルに3D施工機能 業務効率化後押し - 日本経済新聞
以下、記事のサマリーです。
新型油圧ショベルの発表: コマツは12月1日から新型の油圧ショベルを販売開始。運転席のモニターにショベルの位置や姿勢をリアルタイムで3D表示するシステムを標準搭載します。
業務効率化: 3D表示システムにより、図面データと照らし合わせながら掘削位置を判断しやすくなり、現場の業務効率化に貢献します。
自動化機能: ショベルと掘削現場を3D化し、施工の一部を自動化。経験の浅い作業員でも図面通りに施工が可能です。
燃費効率の向上: 従来機に比べて燃費効率を20%向上します。
販売目標と展開: 国内での年間販売目標は1000台。2025年から米欧やオーストラリアでも販売を開始予定です。
ICTの普及促進: 国土交通省のICT活用推進に対応し、地方や中小規模の土木現場でのICT導入を促進するため、3D機能を標準搭載します。
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コマツは3Dマシンガイダンスを標準装備した新世代機PC200i-12を12月1日に発売します。この3Dマシンガイダンスとは、運転席のディスプレイ上に、設計図面データと自機の位置や姿勢などの情報が表示され、オペレーターが設計図面に対しての掘削位置を判断出来るようになるものです。
さらに、オペレーターの操作時に、設計図面データに沿って掘削が出来るように機械側が作業機の自動停止や図面に沿った操作を自動でサポートする3Dマシンコントロールへの切り替えもソフトウェアで対応が可能で、操作技量によらず、図面通りの施工ができるようになります。なお、3Dマシンコントロールの利用プランも無制限か利用時払いかで選べるとのことです。
建設現場の生産性向上に貢献し、ICT施工に対応する建設業者の課題解決をサポートするコマツの取り組みに期待しています。
※文中に記載の内容は特定銘柄の売買などの推奨、または価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。