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日経新聞記事「日揮、穀物使わないバイオプラ開発 食料資源消費を抑制」に注目!

コモンズ30ファンドの投資先企業の記事を基に、どのような取り組みを行っている企業なのかをマーケティング部齋藤が日々ご紹介します。

本日は以下の記事を紹介いたします。
日揮、穀物使わないバイオプラ開発 食料資源消費を抑制 - 日本経済新聞 (nikkei.com)
以下、記事のサマリーです。

環境負荷の少ないプラスチック:日揮ホールディングス(HD)は、石油や穀物を使わずに紙の原料からバイオマスプラスチックを作る技術を開発しました。
CO2排出量の削減:この技術により、石油由来のプラスチックに比べて生産時のCO2排出量を5〜8割削減可能です。
商用化の計画:2030年代半ばに製造プラントを商用化する予定で、大阪ガスや王子ホールディングスと共同で実証実験を進めます。
市場の需要:使い捨てプラスチック製品の禁止が進む中、バイオマスプラスチックの需要が高まる見通しです。
政府の目標:日本政府は2030年までにバイオマスプラスチックを約200万トン導入する目標を掲げています。
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日揮グループはマテリアリティとして「環境調和型社会」を掲げ、事業活動を通じた気候変動への対応を行っています。

バイオマスについてはプラスチック以外にもバイオマス発電等の再生可能エネルギー発電設備についても知見があります。また、昨年9月に総額100億円のグリーンボンドを発行し、持続可能な航空燃料(SAF)や、EVの省電力化に必要な高熱伝導窒化ケイ素基板、そしてバイオものづくりといったプロジェクトを行っています。バイオものづくりにおいては、バイオプラスチックや機能性素材等の化学品、燃料、タンパク質や資料等の食品を生産するなど、化石資源に依存しない循環型ものづくりを目指しています。

持続可能な社会の実現に向けた日揮グループの取り組みに期待しています。

※文中に記載の内容は特定銘柄の売買などの推奨、または価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。