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日経新聞記事「三菱商事などの脱炭素ファンド、29年までに25社に投資」に注目!

コモンズ30ファンドの投資先企業の記事を基に、どのような取り組みを行っている企業なのかをマーケティング部齋藤が日々ご紹介します。

本日は以下の記事を紹介いたします。
三菱商事や三菱UFJ銀行などの脱炭素ファンド、29年までに25社に投資 - 日本経済新聞
以下、記事のサマリーです。

三菱商事の子会社が運営する脱炭素ファンドは、2029年までに25社に投資する計画です。
既に米国企業4社に出資しており、再生可能エネルギーや蓄電池などの分野で商業化を目指す企業への投資を拡大します。
出資先企業は、三菱商事のアジアネットワークを通じた事業支援を期待しています。
出資した企業には、低炭素型の鉄の製造を目指すボストンメタルや次世代地熱発電のファーボ・エナジーなどがあります。
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三菱商事が三菱UFJ銀行などと共同で運営する脱炭素ファンドである丸の内イノベーションパートナーズを通じ、再生可能エネルギーや蓄電池などで商業化をめざす企業への投資を拡大します。投資先企業の海外展開も支援します。

1社あたり約20億円から50億円の出資を想定しており、出資後5年程度で売却や新規株式公開(IPO)などで利益確定を狙います。

出資した4社はいずれも先端的な技術を持ちます。その中の1社である、アンモニアから水素を取り出して発電する設備を目指すアモジーには、三菱商事としても株式を取得しています。

三菱商事は中長期的に株式を保有することが多く、より迅速に投資判断がしやすいファンドを通じて脱炭素分野で将来性が見込まれる企業への参画を増やしたい考えとのことです。

三菱商事はe-fuel事業会社Infinium Holdings, Inc.への出資参画や、フィンランドにおける低炭素アルミニウム製錬プロジェクトの事業化調査への参画等をリリースしています。今後も、環境分野における三菱商事の活躍に期待しています。

※文中に記載の内容は特定銘柄の売買などの推奨、または価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。