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日経新聞記事「ダイキン創業100年 空調北米首位へデータセンター開拓」に注目!

コモンズ30ファンドの投資先企業の記事を基に、どのような取り組みを行っている企業なのかをマーケティング部齋藤が日々ご紹介します。

本日は以下の記事を紹介いたします。
ダイキン創業100年 空調北米首位へデータセンター開拓 - 日本経済新聞
以下、記事のサマリーです。

ダイキン創業100年: ダイキン工業は創業から100年を迎え、空調メーカーとして世界トップの売上高を誇ります。
北米市場での挑戦: 世界最大市場の北米では2位ですが、データセンター向けの大型エアコンで首位を目指しています。
M&A戦略: ダイキンは米アライアンスエアープロダクツなどを買収し、北米市場での地位を強化しています。
次の100年に向けて: 新経営陣が次の長期ビジョンを掲げ、さらなる成長を目指しています。
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北米の2023年の空調市場シェアは首位トレイン・テクノロジーズの21.1%に対して、ダイキンは19%と差は2.1ポイントとなっています。前年はトレイン・テクノロジーズ20.9%、ダイキンは17.5%だったので3.4ポイント差であり、両社ともシェアを拡大していく中で、ポイント差は縮まっています。ダイキンは2025年には首位奪取を視野に入れています。

ダイキンはデータセンター向けの大型「アプライド空調」と呼ばれるタイプを増やすとのことです。アプライド空調には、空調に使う水を冷やす「チラー」と冷やした水を使って空気を冷やす「エアハン」があり、チラーだけにとどまっていたダイキンはエアハンに強い米社を買収し、更に販売網やアフターサービスの代理店も買収も進めているとのことで、着実に首位への取り組みを進めています。

北米事業は創業家出身の山田社長の肝いりとして始まったとのこと。世界トップ、北米でもトップになった後、新しい経営陣が次の100年に向けてどのようなビジョンを掲げていくのか。今後のダイキンに期待しています。

※文中に記載の内容は特定銘柄の売買などの推奨、または価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。