はじめに
こんにちは、今日は前回に続いて、「応用情報技術者試験」の令和4年春期(41~60問)について練習します。1~50番目までは「テクノロジ系」の問題ですが、51~60番目までは「マネジメント系」の問題です。
問題演習:令和4年春期(41~50問)
命令網羅
全ての命令を少なくとも1回は実行している
分岐網羅
判定条件の真偽を少なくとも1回は実行している
2つのテストを合計すると、5つの命令はすべて実行しているので命令網羅の網羅率は100%、分岐先10つのうち8つを通っているので分岐網羅の網羅率は80%となります。
問題演習:令和4年春期(51~60問)
リード
先行アクティビティに対して、後続アクティビティの開始を前倒しできる時間
ラグ
先行アクティビティに対して、後続アクティビティの開始を遅らせる時間
FS関係(Finish-to-Start,終了-開始)
「受付が終了してから試験を開始する」というように、あるアクティビティの終了が、他方のアクティビティの開始条件になっている関係
SS関係(Start-to-Start,開始-開始)
「受付が開始されたら試験会場への入場を開始する」というように、あるアクティビティの開始が、他方のアクティビティの開始条件になっている関係
初級技術者1人を0.5人として計算
[要員追加前]
設計 … 6人月÷2人=3か月
プログラム作成・単体テスト … 12人月÷(2人+(2人×0.5))=12人月÷3人=4か月
結合テスト … 12人月÷2人=6か月
要員の追加前の開発期間は「3+4+6=13か月」です。
[上級技術者1人追加後]
設計 … 6人月÷3人=2か月
プログラム作成・単体テスト … 12人月÷(3人+(2人×0.5))=12人月÷4人=3か月
結合テスト … 12人月÷3人=4か月
要員の追加後の開発期間は「2+3+4=9カ月」です。
よって、各工程に上級技術者を1人追加することで短縮できる期間は、
13カ月-9カ月=4カ月
加重総和法は、評価項目ごとの点数に評価項目の重みを乗じた値の総和を求め、その多寡によって対象を評価する方法
製品A
7点×5+9点×1+8点×4=76点
製品B
8点×5+10点×1+5点×4=70点
製品C
9点×5+4点×1+7点×4=77点
製品D
9点×5+7点×1+6点×4=76点
総合評価が最も高い製品は「製品C」
〔勤務条件〕
1日の中に早番2つ、日中4つ、遅番2つで計8つのシフト枠があるので、1週間のシフト枠の合計は「8×7日=56」です。1シフトにつき労働時間は7.5時間、1週間の労働時間は40時間以内なので、1人が1週間に担当できるシフト枠は、
40時間÷7.5時間=5.333…
6つを担当すると計40時間を超えてしまうので、小数点以下を切り捨てた5シフトが上限となります。1週間のシフト枠の合計56を1人が担当できるシフト枠数で割ると、
56÷5=11.2
小数部分を切り上げると、少なくとも12人の要員が必要であることがわかります。したがって「12」が正解。
終わりに
今日は応用情報技術者試験の過去問41~60番まで練習しました。印象的な問題はテスト駆動開発に関する49,50番問題でした。最近、自分がしている開発勉強なので、参考になりそうです。
混乱しやすい問題はシステム監査基準とシステム管理基準の違いです。ポイントは監査基準は「行為規範」、管理基準は、有効かつ効率的な監査を実現するシステム監査をする際に点検・評価・検証する際の「判断の尺度」という表現ですね。
これからも、頑張ります!
エンジニアファーストの会社 株式会社CRE-CO
ソンさん
【参考】