特色や料金の相場は？！－京都のコワーキングスペース事情－
働き方改革やコロナ禍の影響で、在宅勤務の推奨やオフィス事体の縮小・廃止をする企業も増えている中、需要が高まっているコワーキングスペース。
最近では、ワーケーションという働き方が広まる中、四季折々の自然や歴史的な建造物が数多く残る京都のコワーキングスペースが特に注目を集めています。
ただ、馴染みのない方からすれば、コワーキングスペースとはどういった場所なのか？と疑問を持たれることも多いはず…そこで今回は、京都市内にてコモンルーム四条烏丸を運営するスタッフが、京都のコワーキングスペース事情についてお伝えします。
■ 京都のコワーキングスペース事情
大都市政策研究機構の調査では、2022年12月時点での京都府にあるコワーキングスペース数は約60件。（※1）
ピーク時と比べ落ち着いてきたものの、前年比の7.1％とまだまだ増加傾向にあるようです。
では、実際に京都にはどのようなコワーキングスペースがあるのか？エリアや相場など、 京都のコワーキングスペース事情をご紹介していきます。
(※1)調査研究レポート（第6回）「日本のコワーキングスペースの拡大」（2022年12月版）
特色は？
伝統工芸など、ものづくりの街でもあると同時に、世界で活躍する企業やオンリーワン企業を数多く輩出した街でもある京都。
現在も、行政や経済団体、産業支援機関や大学、金融機関等が一体となり京都全体で起業家を生み育てる環境を整備するなど、支援策も充実しています。
それ故に、起業を目指す方が集まりやすく、コワーキングスペースも” 起業者に特化 ”した施設が多いのが特徴です。
更に” 京都要素”を取り入れた施設が多く、畳のスペースなど内装に和の雰囲気を取り入れた施設から、築100年以上の町家を改装した施設などもあります。
せっかく京都で働くのであれば、京都らしさを感じられる落ち着いた雰囲気もぜひ楽しんでいただければと思います。
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エリアは？
主要なオフィスエリアは、京都の玄関口” 京都駅前 ”、繁華街の要素を合わせ持つ” 四条烏丸 ”、京都市役所のある” 烏丸御池 ”が挙げられます。
コワーキングスペースはオフィスエリアに集中することが多いですが、京都のコワーキングスペースも京都駅前・四条烏丸・烏丸御池に集中しています。
特に四条烏丸は大阪と京都を結ぶ「阪急電鉄」と、京都市内を南北に結ぶ「京都市営地下鉄」があり、オフィスビルや金融機関、商業施設が多く存しており、コワーキングスペース激戦区となっています。
ただ、特色でも挙げたような町家を改装した” 京都らしさ “のある施設は中心地から少し離れたエリアになります。
相場は？
京都のコワーキングスペースは、ドロップインで利用可能な施設が多く、1時間/300円程～1日/2,000円程で利用が可能です。
また、月額会員となると、4,000円程～30,000円程で利用が可能です。
こちらに関しては、利用可能な時間や、プラン、サービス内容で大きく異なります。
仕事や勉強利用など作業を目的としている方から、登記や住所利用を目的とする場合、会員同士の交流やセミナーへの参加を目的としている方など、利用目的も様々です。
利用を検討される場合は自分に合ったプランやサービスを選ぶのがおすすめです。
利用者層は？
コワーキングスペースの利用者層について「コワーキングスペース 利用者層」で検索すると年齢層は30～40代の利用者が多く、男女比は7：3というところもあれば、ほぼ半々のところもあります。
コモンルーム四条烏丸の場合、
年齢層で最も多いのは30代の方、次いで40代の方、男女比は7：3となっています。
■ 京都で働く魅力とは？
京都で働く魅力として、一番にあげられるのは街中に歴史と自然が融合していることだと思います。
人やモノがあふれる大都会と違い、程よく都会で田舎すぎず、気分転換に散歩したり、自転車を走らせると世界遺産がその辺にあったり、暮らしに必要なお店も大体そろっているので、生活しにくいということは全くありません。
また、京都全体で起業家を生み育てる環境を整備するなど、支援策も充実しているため、起業を目指す方にもおすすめの街です。
京都のコワーキングスペースも特色のある施設が増えているので、働き方や、ワークライフバランスが重要視される今こそ、京都で働くということ、そして京都のコワーキングスペースに注目されるのはいかがでしょうか？
コモンルーム四条烏丸
〒600-8427
京都市下京区⽟津島町294(京都市下京区烏丸通松原西入北側) 2F(受付)
TEL：075-353-5551 / FAX：075-353-5552
Email：shijokarasuma@common-room.jp