女性の「男性って何歳でも結婚できるからいいよね」を真に受けると地獄。
男性で女友達や知り合いがいる人は一度は聞いたことがあるだろう、
このセリフを言葉そのままに受け止めている男は地獄を見る。
男性は女性ほど肉体的な年齢制限(女性は出産という年齢制限がある)は強くない訳だが、その分、目に見えないハードルは年齢を重ねる度に高くなっていくのを理解しているだろうか。
その見えないハードルは先程のセリフでは現れていない。が、言葉の裏に確実に存在していることを忘れてはいけない。
今回は”男と女のコミュニケーション”について考察していきたいと思う。
女性は本心を言わない生き物である
女性経験がそれなりに多い男性なら分かると思うが、大抵の女性は自分の本心を言わない。
「えー、そんなつもりじゃなかったのに」と言いつつホテルには行くし、「やだ!やめて!」と言いつつ、しっかり気持ち良くなっていたりする。
もちろん、言葉通りの時もあるが、そこは空気感や女性のテンション、体の反応といった”非言語の要素”を読み取っていく必要がある。
さて、前振りが長くなった訳だが今回の結論、「男性って何歳でも結婚できるからいいよね」の本当の意味。何歳でも結婚できる男は次の通り。
つまり本当の意味で伝えたいセリフは、
「(女性のハードルをクリアした)男性は何歳でも結婚できるからいいよね」
これが女性の言いたいことの真意である。
女性は自分の武器である美しさに限りがあることを知っている。もちろん、過去の人たちが積み上げた「女性は若い方がいい」という固定観念も今の女性の価値観に影響を与えている訳だが。
しかし男性は、特に女性経験の多くない男性ほど、女性が言葉に込めている真の意味、行間に詰まっている言葉を知ろうとしない。
だから言葉通り受け止めて「何歳でも結婚できるんだ!じゃあまだいっか!!」などと気楽に考えていると、歳を取り、太ってハゲて収入もほどほどのサラリーマンになって「こんなはずでは…」と絶望するのだ。
経験数と行間を読む力は比例する
女性経験がどれだけあるか。”行間を読む力”はここに集約される。
例外はあるが、それなりに経験がある人の方が女性の言葉の真の意味を掴むのが上手い。国語力(言語化力)の高い人や、経験数は少ないが一人の女性と深く関わっている人も同様に高い。
だが、童貞と自己評価の低い男ほど女性の言葉を掴むのが圧倒的に苦手。
女性側もこちらの意味を察してくれないからイライラするし、そんな男とは「話をしたくない」と感じる。女性の肩を持つわけではないが、そういう男性と話をしても時間の無駄という気持ちは痛いほど分かる。
話は逸れたが、顔や身長などオスとして客観的に評価される部分だけじゃなく、多くの女性と楽しく関わっていきたいのなら、言葉に秘められた真の意味を把握できる能力は必須と言える。
さらに大切なのが、行間を読む力はビジネスにおいても重要な能力だったりする。客の言わんとすること、考えていることを先回りできる人は強い。
だから仕事ができる男ほどモテる。自然と女性経験も多くなる。そんな男ほどさらにモテるという好循環。自己評価も高いので更にモテるという恋愛強者が生まれるというわけ。
逆を言えば、恋愛が上手くいかない人は仕事もパッとしないことが多い。
能力を手に入れたければ恥をかくしかない
この”行間を読む”という能力を手に入れるには、恥をかくしかない。
女性と関係を持ち、楽しい会話、気まずい会話、時には別れ話で女性が発する”何とも言えないオーラ”に触れなければならない。仕事でなら、商談で相手がどう思っているか、上司に詰められた時に何を返答として求めているのかを感じなければならない。
もちろん、最初から上手くいかないこともあるだろう。辛い思いをすることもあるだろう。腹が立ったり、情けなくなったりすることもあるだろう。
これらは要するに、自分に能力が足りない故の”恥”とも言える。
恥をかくことは嫌かもしれない。だけど能力を高めるには結果として”恥をかく”ことが最短ルートなのだ。
こうして苦労して行間を読む力がつけば、対女性、対仕事において周囲の平均的な男よりは確実にワンランク上がる。それだけ男性はノンバーバル(非言語)を理解する能力は高くないのだ。
最後に私の話になって恐縮だが、私は決してイケメンではないし、ソフトマッチョでもBTSのようなダンスができるわけでもない。学歴も決して人に誇れるようなランクの大学ではない。
だが「会話と気遣い」、この能力だけで女性とは100人近く関係を持ってきたし、副業は月収以上を稼いでいる。もちろんここに至るまで、数多くの恥ずかしい失敗も手痛い金銭面での失敗も経験してきている。
男性は恥をかくことこそが称号であり、行間を読み取る力を手に入れることができれば、人生は今より幾分かは楽しく過ごすことができる。
私はそう信じている。