総合病院の診療予約に、LINEを活用するメリットについて
こんにちは、総合病院用の診療予約受付システム「MedWell」を提供している、コモン・クリエーションです。
病院DXの推進が求められているなか、まだまだ病院の業務にはアナログな方法で課題を抱えている業務が多く存在します。
弊社が解決したい課題である総合病院の診察予約業務は、かかりつけ医からの紹介を受ける関係で非常に複雑なプロセスを経る必要があります。このため、患者も医療スタッフも多くの時間と手間を要している業務です。
この記事では、総合病院の診療予約にLINEを活用することで得られる利点を整理してみます。
総合病院の現状と課題
まず、総合病院が抱える主な課題を整理します。現在、多くの総合病院ではかかりつけ医からのFAXや電話でのみ予約を受付しています。どちらも多くの人手が必要な業務方法のため、以下のような問題が生じます。
「待ち」の発生：かかりつけ医が予約の確定を待つ、患者が予約の確定を待つなど、複数の待ち時間が発生。
手続きの煩雑さ：FAXや電話、場合によっては郵送など、手続きが多岐に渡り、複雑で時間がかかる。
コミュニケーションの障害：予約に関連する連絡が複雑化し、電話がつながりにくいなどの問題が発生しやすい。
こうした状況では、医療スタッフの労力はもちろん、患者の利便性も低下しがちで、全体の医療サービスの質が損なわれてしまいます。
LINE予約システム導入のメリット
LINE予約システムを導入することにより、多くの課題が一挙に解決されることが期待されています。具体的なメリットを以下に示します。
予約手続きの効率化：
LINEを活用することで、FAXや電話に比べて簡単かつ迅速に予約手続きを行うことができます。
チャットボットによる自動対応で、手続きがスムーズになります。
「待ち」の解消：
予約状況をリアルタイムで確認できるため、予約確定までの待ち時間が大幅に短縮されます。
患者満足度の向上：
24時間365日対応可能で、患者が都合の良い時間に予約や確認ができるため、利便性が向上します。
業務効率の向上：
予約受付にかかる時間が大幅に短縮され、業務の効率化が図られます。
LINE予約の導入効果
実際、LINE予約を導入している病院では、以下のような具体的な実施効果が生まれています。
初診予約時間の短縮
初診予約の取得にかかる所要時間が平均12分短縮され、ユーザーと病院スタッフ双方の時間短縮につながった
電話予約時間の削減
予約業務の平均通話時間が月80.7時間削減。電話がかかりづらいというクレームが大幅に軽減した
利便性の向上
LINE経由での再診予約が全体の8割以上に達し、電話やメールの対応件数を縮減。7割以上の利用者から「都合の良い時間に電話を使わず予約できる」利便性などの高評価をうけている
総合病院向け診療予約システム「MedWell」のご紹介
弊社が提供する「MedWell」は、上記の特徴を踏まえて、総合病院の診療予約に特化したクラウドサービスです。また、患者とのやり取りにLINEを活用しており、患者とのコミュニケーションの質も改善することができます。このサービスは、総合病院の予約における様々な「待ち」を解消することを目指しています。
お問い合わせ
「MedWell」は、LINEという誰もが日常的に利用するプラットフォームを活用し、地域医療支援病院の「待つ」を解消し、診療業務の効率化と患者満足の向上など、よりよい医療サービスの提供をサポートします。
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