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メイトリックス大佐の戦術書。その一 経済指標とバタフライ・エフェクト。
ごきげんよう諸君。
投資コマンドー部隊大佐のジョン・メイトリックスだ。
投資や経済に纏わる疑問をマッチョに解決。
投資に必要な物は筋肉。
あらゆる投資の戦場を駆け巡ってきた
メイトリックス大佐のnoteだ。
今回は新たなシリーズとして、
「メイトリックス大佐の戦術書」という日記のコーナーを設けた。
このコーナーは週に一回更新予定だ。
私が投資という戦場の中で培ってきた
論理と生存戦略、物事の考え方について
マッチョに論じていきたい。
今回の記事で私が伝えたい事とは
情報を紐解くには
まず起点を知る事である。
という事だ。
なお、今回から画像を AI Bingによって生成したものを
活用していく予定だ。
第一回目となる今回のテーマは
バタフライエフェクト
![](https://assets.st-note.com/img/1702701243695-AKVJEnVLk5.jpg)
諸君らは「バタフライエフェクト」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
日本では 風が吹けば桶屋が儲かる。
といったことわざがあるが
意味としてはバタフライエフェクトと同じである。
バタフライエフェクトとは
カオス理論(初動が少し違えば後に大きな違いをもたらす事)
を端的に述べたものだが
例えば
ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきは
遠く離れたテキサスで竜巻を引き起こすか?
という一つの一見無関係に見える事象が、実は深くつながっているという
現象だ。
経済指標もまた、バタフライエフェクトの一例と言えるだろう。
経済指標を点で捉えず曲線として見る。
![](https://assets.st-note.com/img/1702702585507-TCLGVdMOJT.jpg)
経済、景気の調子を数値化、視覚化した経済指標は
それぞれが独立して存在するのではなく、相互に影響を及ぼし合っている。
以下の経済指標は
事の始まり、起点となるであろう指標を
順番で並び替えてみたものだ。
経済の動向が必ずしも一方通行とは限らないが
因果とまでは言わずとも
少なくとも相関はある。
金利政策:中央銀行が金利を設定する。これは経済の加熱または冷却を試みる手段であり、他の多くの指標に影響を及ぼす。
↓非農業部門雇用者数:雇用情勢が改善されると、個人の所得が増加し、それが消費につながる。
↓失業率:失業率が高いと、消費が減少し、経済成長が鈍化する可能性がある。
↓個人消費:雇用と所得が増加すると、個人消費が増加し、経済成長を促進する。
↓GDP(国内総生産):上記のすべての要素が結集して、国の総生産(GDP)に影響を及ぼす。
↓インフレ率:経済が加熱すると、物価が上昇し(インフレ)、これが中央銀行の金利政策に影響を及ぼす。
↓株価:上記のすべての要素が投資家の期待に影響を及ぼし、これが株価に反映される。
↓貿易収支:国内の経済状況が輸出入に影響を及ぼし、これが貿易収支に影響を及ぼす。
前述の通り
これらの指標は相互に影響を及ぼし合うため、一方向の因果関係を明確に示すことは難しい。また、他の多くの要素(例えば政策変更、技術革新、国際事情など)もこれらの指標に影響を及ぼす可能性がある。したがって、これらの指標を解釈する際は、常にそのような要素を考慮に入れる必要がある。
経済指標は点で捉えるのではなく、線やつながりを意識することが大事だ。それぞれの指標がどのように他の指標に影響を及ぼし、全体の経済状況にどのように反映されるのかを理解することが、経済の動きを把握する上で重要となる。
今回の記事は以上だ。
ユーザーにとって有意義なものとなってくれたら幸いだ。
見てくれてありがとう。
I'll be back。また会おう。