コジレック的「バルダーズ・ゲートの戦い」カードレビュー(4)(終)
初心者にオススメの統率者はコジレック!
※この記事は「コジレック的「バルダーズ・ゲートの戦い」カードレビュー(3)」の続きとなっております
前回までの「バルダーズ・ゲートの戦い」レビュー記事はこちら
カードの評価基準はこちら
《バルダーズ・ゲート》《バジリスク門》《岡門》《ガンド門》
役割:上からA・B・A・C
《バルダーズ・ゲート》はコントロールしている「門」の数と同じマナを生み出す土地だ
起動に2マナ必要なので門を4枚以上コントロールしていない状態だとプラスにならないが、その場合は無色マナを生み出せるので無駄がない
《バジリスク門》はコントロールしている門の数に応じてクリーチャーを強化する土地で
ソーサリータイミングでしか使用することはできないものの、土地という比較的除去されにくい場所から大幅なパンプアップをかけられるというのは中々強力な効果であり、頼りになる戦闘サポートカードとして活躍できるだろう
《岡門》は1マナ払い他の門1枚と一緒にタップするすることで宝物トークンを生成できる
若干重たく感じるが、次ターン以降に使えるマナ加速として割り切れば問題ないだろう
《ガンド門》は基本タップインする門をアンタップインにする効果を有しており、さらに自分の門が生み出せる色のマナを自身も生み出せるようにするという門を主体にするデッキなら非常に有用な効果を持っている
門が「デュアルランド」に肉薄する性能の土地になると聞けば、ある程度MtGに明るいプレインズウォーカーの諸君ならその強さが理解できるだろう
…だがしかし、ここでMtGに存在する門を1つ見てみるとしよう
そう「門は基本有色のカード」なのである
かつての記事で何度も書いているがコジレックの固有色は「無色」である
そのため統率者がコジレックの場合、デッキには固有色を持たないカードしか入れられない
無色の門も数は少ないが存在するものの、特殊土地のサーチ手段が乏しく、基本土地以外のカードが1枚しか入れられないデッキでそれらを都合よく揃えるのは至難の技だ
そもそもこれらのカードを活用するために門を入れるくらいなら他の効果持ち土地や基本土地である《荒地》を入れたほうが安定する
だが私がエルドラージを愛するように「門」を愛するプレインズウォーカーが存在するなら【ターボゲートコジレック】というデッキを形にしてみるのも悪くないだろう
《反射池》
役割:C
土地の「マナタイプ」をコピーする土地
基本的に無色マナは「色がない」扱いになるが
このカードは色ではなくマナタイプを参照するため《荒地》を始めとした
何かしらの土地をコントロールしていれば無色マナを生み出せる
多色デッキなら便利で頼もしい効果なのだが、残念ながらコジレックデッキとの相性は良くない
ただほとんどデッキの動きを邪魔しないので
「イラストが綺麗だから好き!」といった理由で入れてもいいかもしれない
《進化する未開地》
役割:C
自身を生贄に捧げると好きな基本土地をデッキから直接場に出せる土地
複数種類の基本土地を入れるデッキであれば色事故の確率を減らせる良いカードなのだが
コジレックデッキに入れられる基本土地は《荒地》だけなのでただ基本土地を1枚タップインするだけの土地になってしまっている
このカードも「弱くないがコジレックデッキとの相性が悪い」タイプのカードだ
おわりに
全4回に渡ってお送りした「統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い」の新規・再録カードレビューもコレですべて終了となる
統率者戦を意識したセットなだけあって様々なカードの収録・再録が行われ、多様な軸の統率者デッキが強化された
これからもよりエキサイティングで激しい統率者戦が行われていくだろう
このレビューが皆の持つコジレックデッキに何かしらの新しい道を示せたのなら感無量である
このようなレビューは不慣れなので読みづらい部分などあったと思うがどうかご容赦頂きたい
「統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い」は2022/6/17発売だ
是非皆も各々のデッキを強化して、これからの戦いに挑んで欲しい
それでは次回「ダブルマスターズ2022」編でお会いしよう
───────「あれはFoilで来たのだ それを忘れるでない」
2022/6/3「初心者にオススメの統率者はコジレック!」botの中の人
画像引用元:WotC公式サイト「統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い」カードリスト
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/commander-legends-battle-for-baldurs-gate
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