iPhoneHDR白飛び対策最強編(Mac限定)
iPhoneカメラで初期設定のまま(デフォルト状態)撮影すると、自動的にHDRビデオ(高効率)で撮影されてしまいます。
なので・・・
今まで通りの形式(SDR)でコンテンツを作りたい場合(意図してHDRコンテンツを作ろうとしていない場合)、HDRビデオ用に撮影された動画をPremiere Proで使用すると、白飛びなど、予期せぬ悲しい結果になってしまうコトがあります。
Premiere Proでの対策として「自動トーンマッピング」機能を使えば、かなり正常な状態まで戻すことが可能です。
※自動トーンマッピングの詳細はこちらの動画で!
しかしながらこの方法も完璧ではありません。
どうしても輝度(明るさ)が高くなってしまう部分が発生したりして、そのクオリティに不満が残ったままの人もいると思います。
できるだけ綺麗な状態で映像を使用するために・・・
僕が知りうる限りの最強の方法は・・・
Apple製品の問題は、Apple製品で解決する!!! ※Mac限定
Appleの「Compressor(有料)」を使ってSDR用のファイルに変換します。
※有料(2024/9現在 7000円)
<変換そのものはFinalCutPro(有料)or iMovie(無料)でも可能かと>
やり方はいろいろとありますが、ここでは2例を紹介します。
①Compressorをインストール後、以下のファイルを使用します。
↓ダウンロードはこちら↓
②このデータは「ドロップレット」と呼ばれるもので、変換したい動画ファイル(複数ファイル可)を、このドロップレットのアイコンにドラッグ&ドロップして使用します。
③ドロップするとダイアログが表示され、「パッチを開始」ボタンを押すだけで変換が始まります。
これだけでHDR→SDR変換ができちゃいます!
Premiere Proの「自動トーンマッピング」を適用した映像と、ドロップレットで変換した映像を比べると、ドロップレットの方が自然な明るさ(白飛びが抑えられている)ように思われます。
ぜひお試しください!!
また、ご自身で細かな設定を確認しながら変換したい人もおられますか?
その詳しいやり方は・・・お知らせのあと!!
【お知らせ】
PremiereProのテキストスタイルプリセット・エフェクトプリセット、Photoshopのレイヤースタイルプリセットをこちらのサイトで販売しています。
https://commandc.base.shop/
よろしければお試し下さい。
Compressorを使って自分でやってみたい場合!
①Compressorを立ち上げ、「ファイルを追加...」で変換したいファイルを選択して読み込みます。
②どのような形式に変換するか「プリセット」を選択します。
ここでは「Apple ProRes 422」を選択しました。
画面中央下あたりに、生成したバッチ内容が表示されます。
③バッチ内容の「プリセット」の下部にある「Apple ProRes 422」という文字をクリックすると右側にプロパティが表示されるので、さらに「ビデオ」タブを選択。「ビデオのプロパティ」が表示されます。
④「ビデオのプロパティ」中の「色空間」の項目を「Rec.2020HLG」から「Rec.709」に変更します。
また、ProResコーデック以外のものを使用したい場合は、「コーデック」項目で「H.264」など任意のコーデックを選択してください。
(ここまでの設定をプリセット保存したものが、配布しているドロップレットファイルになります)
⑤あとは「パッチを開始」を実行すればOK。
自動的に変換作業が実行され、SDR用のファイルが生成されます。
Compressorでも、変換設定をプリセット化することで、複数のファイルを一気に設定して変換を仕掛けることができます。
上手に運用して、iPhoneのHDR素材対策に活用してみてください!
また、変換そのものは、FinalCutPro(有料) or iMovie(無料)でも可能だと思いますので、そちらでお試しいただくのもありかと思います。
ぜひお試しください!