
出版予定日決定!リーダーのための「対話の方程式」〜葛藤を超えて〜
2020年の2月から書きはじめてやっと処女作である
リーダーのための「対話の方程式」
出版予定日が決まりました👏
発売予定日 2021年12月28日(火)
夏頃から「淳くんの本っていつ出るの?」と、友人やクライアントから聞かれることが増えていたのですが、やっと発売日が決まってホッと一息ついているところです。
ボクにとってはじめての出版で、いろいろと悩んだり葛藤を感じたこともありました。
時間は自分でつくるもんだろ!
まず、ボクを悩まし続けたのが
執筆時間の確保
ボクはわりと文章を書くのは速いほうです。
これまでにブログを2,000記事以上は書いてきました。また、小冊子の作成などを何度も経験しています。なので「書くことは慣れている」と言えます。
そのせいで、本を書き上げることをナメていたボクがいたのです。
しかし、実際に書きはじめてみるとボクの甘い考えはすぐさま木っ端微塵に砕かれました。
やはり本を完成させるには、大きなエネルギーが必要だったのです。大きなエネルギーが必要ということは、そのエネルギーをぶつける"まとまった時間"が必要ということです。
この「まとまった時間」の確保が、出張ばかりしているボクには難しくてしょうがなかった。
多いときだと月に3週間を超える出張。もちろん出張先でクライアントにお会いして仕事。また、滞在先のホテルではオンラインで仕事。
なかなか執筆時間が確保できない。
執筆期間中はいつも「時間が確保できないよ…」と泣きべそかいていました。
結局、この問題は「早起き」と「根性」で乗り切りました。
スマートな解決策じゃないのが残念です。また「乗り切ったと言えるのか?」と言えば、かなり疑問です。とはいえ、久しぶりに「"根性"に頼るのも悪くない」という謎の爽快感を味わえたので良しとしています。
次からは絶対に執筆スケジュールに余裕をもたせる誓いは立てましたが(笑)
やっぱりシンプル・イズ・ベスト
次にボクを苦悩のどん底に突き落としたのは、編集プロデューサーからのフィードバック「文章量が多いので、削ってみようか」の一言でした。
ビジネス書の平均的な文字数を知っていますか?
ボク調べでは約70,000文字です。
本を書きはじめるときに「文章量が足りないのはマズイよな…」と思ったので、かなり濃厚な文章を書くことを決めていました。そうすれば、簡単に70,000文字は超える見越していたから。
その結果、書き上げた文章を入稿したら「田口さん、(文章量が)ちょっと多いですね~。30ページ分くらい少ないほうが望ましいですよ」と言われてしまったのです。
その言葉を聞いた瞬間は「えっ?どこ削ったらいいの?」と軽くパニックになりました。
というのも、自分の中では入稿する前にかなり文章を削っていたので、そこからさらに削るとなると、イメージがすぐに湧いてこなかったのです。
しかし、プロフェッショナルの言うことはすぐに信じてしまうのがボクという人間。
編集のプロが「文章量が多い」と言うなら、ボクがすべき行動は「削り倒す」が正解です。
「もし、自分がはじめてこの本を読んだとしたら」と、なるべく読者の気持ちになって読み返してみました。
すると、ガンガン削り倒す箇所が見えてきました。
あっ、これ余分な文章だな
これはボクのエゴが出ている文章だな
詳しく書きすぎて、逆に意味がわかりにくいやん
削りまくっていたら、2時間も経たないうちに30ページ分を削り終えていました。
「削ったところは、noteで発信しよう」と思えていたのも、削り作業にブレーキがかからなかった要因かもしれません。そう思うと、webで発信できる現代は本当に良い時代ですね。
なんだか感謝の気持ちがわいてきます。
好きなことができるって幸せ
そして、これがもっとも葛藤を感じたこと。
精神の安定
執筆活動は今年の2月から10月初旬までの期間でした。
この期間はコロナで、社会全体が抑圧されている雰囲気がありました。
そんな中で自分自身を取り巻く状況、そして自分の内面にさまざまな変化を感じていました。
一人ひとりがもつ正解の違い、急速に進む価値観の変化に戸惑いを感じながら生きていたわけです。そんな中、とてもネガティブな気持ちを感じた出会いや別れもありました。
逆に「神様、素敵なご縁をありがとうございます!」
そう、思わず口にしたくなるような素敵な出会いもありました。
公私ともに、本当に日々大きな変化を味わっていたのです。
そんな中で「本を書く」という作業を続けるのは、自分自身に向き合い続ける作業だったのです。
正直、自分に向き合い文章を書くことから逃げたくなる日もありました。
でも、逃げたら逃げたで書きたくなるんです。
つまり、ボクは本の執筆を通じて「文章を書く」ということが「実は大好きなんだ!」と気がついたのです。執筆以前は、書くことは「自分のアイデアや体験をシェアする手段でしかない」と感じていました。
けど、本当は好きだった。
執筆が7割くらい進んだところで、自分の気持ちに気づいたのですが、その時はなんだかとても照れくさく感じました。しかし、そこからの執筆作業は気分が一新されて気がついたら、一気に最後まで書き上げていました。
自然発生的に生まれた一冊
友人やクライアントに、「本が出たら買うね」と、励みになる言葉をもらえたこと。そして、プロデューサーや編集者の方から実務的なサポートを受け一冊の本を書き終えました。
本当に多くの方々の協力があって リーダーのための「対話の方程式」 完成しました。
この本は、20,000人以上との対話の経験。
そして素敵な方々とのご縁があって、ボクの心に自然と浮かんできたことが綴られていった本です。
本を一冊書き上げて大地に根をおろしたような、妙にシックリきてる気分を味わっています。
と、同時に「対話」を通じて、人間関係やコミュニケーションについての課題解決に更に取り組んでいきたい。そして、対話のある世界を創造していきたい!
そう新たに決意が深まりました。
ぜひ、手にとって読んでください。
コミュニケーションに苦手意識を感じていた方は、コミュニケーションの本質がわかります。
コミュニケーションが得意な方はさらなるレベルアップが期待できる内容です。また、Amazonリンクが完成したらお知らせしますので、ぜひお楽しみに!
公式LINE登録もお願いします!週3で人間関係や人材育成について発信しています。