「相談するの苦手」は人間関係で大損しているかも!相談上手になる方法
唐突ですが、あなたは悩んだり問題を抱えた時に、すぐに相談できる相手はいますか?
また、あなたは人から相談を持ちかけられますか?
ボクは家族や友人をはじめ、分野別に相談に乗ってくれる人が多くいます
かなり意識的に、相談に乗ってくれる人を大切にしています。
なぜなら身近に相談できる人がいると、目標達成までの時間が大幅に短縮されるから。それに悩みが小さいうちに解決できるので、大きな問題にはならずにすみます。
そのため、相談できる相手を何よりも大切にしていたいのです。
本当に苦しんでいるのは相談するのが苦手な人
今回のテーマは「相談」についてです。
この記事を書こうと思った理由は、クライアントとのこんなやり取りがキッカケです。
田口「なぜ、パーソナルセッションにお申し込みいただけましたか?」
クライアント「藁にもすがる思いだったので、セッションで相談できたらと思い申し込みました」
クライアントの言葉を聞いた時、相談にのることへの重みを感じると共に、一つの答えがでました。
それは、数えられないくらいご相談にのってきて、ずっと心の片隅で感じていたことでもあります。
「ビジネスや人生で本当に苦しんでいる人は、バカな人でもスキルがない人でも経験がない人でもない。相談するのが苦手な人だ」
本記事は「相談することに抵抗を感じる」、または「身近な人やプロフェッショナルに相談してみようと思うけど、どうしても一歩が踏み出せない」
そんな方に向けて書いています。
「どうも相談するのが苦手だなぁ」と感じている方が、この記事を読んで「なぜ、自分は相談に抵抗を感じているのか?」と考え、自己理解を深めてもらえたら嬉しく思います。
そして、上手な相談の仕方を知ってもらい、自分を取り巻く人間関係を豊かなモノにしてもらうのが本記事の目的です。
うまくいっている人間関係 =相談し会える関係
結論からいうと「相談」は、人間関係を円滑にするために絶対必用なもの。
夫婦関係、親子の関係、上司と部下の関係、ビジネスパーソンと顧客の関係。
あらゆる人間関係が「うまくいくか、いかないか」は「相談できるか関係かどうか」でしかありません。
きっとあなたも経験があるのではないでしょうか?
「えっー、それならもっと早く相談してくれていたら、そんな問題にはならなかったのに…」と、思わず言いたくなったことが。
どんな問題にも共通して言えることですが「問題はオープンにすれば解決に向かう」という性質があります。(人間関係の問題も健康上の問題も解決は早期発見が大切ですよね)
逆に、臭い物に蓋をしても何一つ解決に向かうことはありません。
都合の悪い事柄や失敗を解決するために、相談する。
これは問題をオープンにする取り組みの第一歩です。
つまりは、「必ず解決に向かう第一歩」と言えます。
しかし誰にも相談せず、ひたすら自分の中で悶々と悩み続けたり、問題を見てみぬフリをし「無かったことにしよう」と振る舞ったりしても、それはあまりにも一時しのぎのやり方としか言えません。
必ず、そこには罪悪感からくる後ろめたさがついてまわります。
また、解決に向かわない自分を責めてしまい、「無価値感を味わう」という負の結果が伴います。
「悩み」や「問題」は、人が成長していくためには当然あるべきもの。
さらに言えば成長するために活用するものです。
だから、まずは安心してください。
自分の問題に対して「恥ずかしい」と感じてしまう気持ちはわかります。
しかし、その問題を信頼できる人にオープンな気持ちで話すだけで、成長できることが決定しているのです。
実は、ボク自身も日々成長したくてもがいています。そのため、毎日のように恥をかいています。
「穴があったら入りたい」なんてことは日常茶飯事で、それよりも「穴から出たくない!」という気分になることの方が圧倒的に多いくらいです。
それでもボクが恥をしのんで、積極的に相談をするのは次の3つの理由からです。
積極的に相談する3つの理由
① 相談すると違う視点を得られて、問題解決が一気にスピーディーになる
相談とは自分以外の視点を教えてもらうことです。問題を違う角度から見ることによって解決時間が大幅に短縮されるのです。
② 人間関係が深まり支えあえている実感を得られる
人間関係の深まりは私たちに幸福感を与えていると言われています。「心の内を話す」という行為は、人と人の結びつきを強める行為で、相談し会える関係はそれだけで幸福感を味わえます。
③ 相談できるようになると、相談されることが増える
相談できる人は相談される人になります。エネルギーの循環のようなものが起こると思ってください。
「自分自身を取り巻く人間関係を円滑にしたい!」
こんな想いのある人は、自分から信頼できる人に相談するようにしてみてください。
相談することに抵抗を感じている人は、「なんて相談したらいいのかわからない」とか「こんなこともわからないのか?と、馬鹿にされるのが嫌だ」と感じているものです。
しかし、「生きる」ということは死ぬまで、未知との遭遇の連続。
ハッキリ言えば、「わからないことは無い」という方が不思議です。
それに、自分を頼って相談してくれた人のことを、まともな人なら馬鹿にはしません。もし馬鹿にされたら、「相談する人を間違えた」と気づき、速やかに撤退してください。
また、生きていれば馬鹿にもされるし、恥もかくし、嫌な思いをすることもあって当然!
それらすべての経験が「自分を磨いてくれている」と考えましょう。
相談することに抵抗を感じている人は、その抵抗となる理由以上に「相談すること・されること」のメリットに目を向けてみてください。
相談の上手な人ほど、目標を達成したり成功までのスピードが速いのは確かです。
まとめ
最後に、相談上手になるためのコツをお伝えします。
そのコツとは、「いま抱えている問題がどんどん大きくなり、最悪の状態になったところをイメージすること」です。ネガティブなイメージが明確になればなるほど、「最悪の状態になるくらいなら、誰かに相談して早急に解決したほうがマシ」と思えてきます。
そう思えたら、相談に対する苦手意識は薄らぎ、相談上手の道を歩みだしていることになります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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