社会貢献とか言う大人の言葉を信用したことはない。けど、ボクにも無償で何かしたいという気持ちがあるんだ!
ボクはほぼ毎日、経営者や幹部の相談にのっています。
仕事のことや家族との関係、パートナーとの関係、子どもとの関係その他さまざまな相談に。
エグゼクティブの相談にのるボクの性格は合理的なことを好み、目的が不明瞭なことやムダなことを嫌う傾向にあります。さらに言えば、情に熱い部分と冷酷な部分がまだらに存在していて綺麗事が大嫌い。
「社会貢献」なんて言葉を簡単に使う人間をヤスヤスと信じることはありません。
しかし、年が明けてから「社会に」というか「誰かに」ビジネスとしてではなく、完全プライベートで「感謝の気持ちを表現できないか」と考えるようになっていきました。
ボクがなぜこんな"らしくないこと"を考えてしまったのか?
それは「リーダーのための対話の方程式」という本を出版し、多くの方々に応援されていることを知ったからです。
これまでの人生では応援されてもどこか完全に受け取れていない自分がいたように思えてきたのです。
その理由はあとで話すとして、出版によって本当に多くの方々に応援されていることを知りました。と、同時に驚きと言いようのない喜びを感じました。
そして、応援をしっかりと受け取れている感覚を味わったのです。
そのとき「何かお返しできたらなぁ」という気持ちが強くなったのが正直なところ。
しかし、実はこのnoteを書いてから発信するのに約1ヶ月間悩みました。
(どんなことでも即決する自分としてはかなり珍しいケースです)
というのは、前述したとおりボクは時どき情に厚い。そのくせわりと冷酷なところのある人間(冷酷だからといって反社会的なことはしていませんが)
そんなパーソナルな部分を見せるのはクライアント・家族・友人と「限られた人にだけ」と決めていました。その大切な人々との約束で2ヶ月先までの予定はほぼ埋まっています。
そこに新たに自分を開示し、誰かの役に立てる関係性を創造することが本当に自分にできるのか?
そして「何か社会の役に立てたら」というこの気持ちは、本当に純粋なものなのか?
自分のエゴが入っていないかどうかを時間をかけてチェックする必要があったのです。何度も自分と対話してみて、これからはビジネス以外の時間でも少しは人の役に立ちたいと思いました。
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ちなみにこれまでさまざまな業種・業態の方々のご相談にのってきました。
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