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9月の誕生日の皆様 お誕生日おめでとうございます。9月の言葉は、「報恩感謝」です。

9月の誕生日の皆様 お誕生日おめでとうございます。

9月の言葉、報恩感謝について書いてみたいと思います。

■報恩とは何か


報恩とは、知恩と対になる言葉です。

知恩とは、誰かに何かをしてもらう(恩)それに気づくこと(知)です。

つまり誰かが自分のためになにかしてありがとうと感謝してその人に恩を返す。

それは、人として当たり前のことだと思います。

■見えない恩に気づく

でも、知らない間に受けている恩もあると思います。

人はもちろん自分一人の力だけで行きていません。親や親類から、また子供や孫から世話になっていることもあると思いますが、それだけではなく、昼と夜があり、雨やお日さまがあり、水や住みやすい気温があります。緑は育ち、大地に穀物や野菜果物を育ててくれます。もちろん自然にできるものもありますが、それを農家さんや、漁師さんが、収穫し運送業者が運び、スーパーに並んだり、飲食店が調理をして、食卓に並んだりするのです。どこのサービスが無くなっても、一人で生きていけないのです。

もちろん直接見えるところに感謝することはとても大切でしょう。

しかし見えないところにも感謝をすることも重要だと思います。

■恩を広げる報恩の心

そして、直接してもらった人だけでなく、周りの人に感謝をし、恩を返すこと。

それが報恩ということです。

■次の世界に送る

自分から誰かに恩を送る。その恩のお返しは、自分に戻ってくることを期待するのではなく、次の誰かに恩を送る。回り回って、自分に恩が返ってくるかもしれないが、そうでなくみんなが恩を送り合う世界は楽しそうじゃないですか?

そういえば、昨年見た 舞台「キングダム」のテーマが、まさに

恩恵は、全て次の者へ」だった。

感謝されたいから恩を送るのではない、また、受けた恩は、次の世代に送る。そして、コミュニティは成長していく。そんな世界を目指しましょう

自分が自分が、得か損か、タイパ(タイムパフォーマンス)コスパ(コストパフォーマンス)などばかり考えていると、誰もあなたを助けてくれなくなりますよ。

■9月に感じる報恩感謝の心

9月は、暑い夏が終わり、秋の雰囲気が少しづつ感じられる季節です。この季節の移り変わりは、自然の営みの中で私たちが多くの恵みを受け取っていることを思い出させてくれます。朝晩の涼しさ、実りの秋に向けて色づき始める木々、収穫の準備をする畑や田んぼ。これら全てが、私たちの生活を支えている自然の恩恵です。

報恩感謝の心を持って、この季節を迎えることで、私たちは普段気づきにくい多くの恩を改めて感じることができるでしょう。そして、その感謝の気持ちを持って、周りの人々に対して優しさや思いやりを持って接することができるのです。

秋は、収穫の時期であると同時に、感謝の気持ちを深める時期でもあります。私たちが受けている恩を改めて認識し、それを次の世代や周りの人々に返していく。そんな心の豊かさを持ちながら、この9月を過ごしていきましょう。

この秋、感謝の心を持って生活することで、自分自身も豊かになり、またその感謝の心が広がり、多くの人々に伝わっていくことでしょう。9月は、そんな報恩感謝の心を育む絶好の時期です。皆さんもこの機会に、感謝の気持ちを大切にし、周りの人々に恩を送ることを心がけてみてください。

この12ヶ月の言葉は、日本仏教保育協会から拝借しました。
https://www.buppo.com/kyoukai_housin.html

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