3月のお言葉「智慧希望(ちえきぼう)」 お誕生日おめでとうございます。
3月のお言葉「智慧希望(ちえきぼう)」 お誕生日おめでとうございます。
3月の誕生日の皆様おめでとうございます。
3月の言葉として、智慧希望(ちえきぼう)をお伝えします。
智慧希望(ちえきぼう)
いつも希望を胸の中にもち、明るい明日の生活を目指して、よく学び、よく働き、よく遊び、すべての人のために楽しい社会を生み出すように努めよう。
智慧と知恵
まずは、智慧と知恵の違いを
一般的にちえというと、「知恵」という感じが出てくるでしょう。
・知恵がついてきた・知恵が働くといった、頭の働きと
・知恵が回る・知恵を絞るといった。アイデアと言う意味で使われますし、
一般的には、頭の良さを表す言葉として捉えられています。
一方、「智慧」は仏教用語です。
真実がどのようなものか、目先の利益ではなく、もっと深いものを見ているイメージです。物事の本質を見極めようとする力です。
つまり、
知恵・・・損得の判断を行う
智慧・・・モノゴトの真偽、善悪を見抜こうとする力
と言われています。
自分を客観的に俯瞰的に見て
このことは、今、損なのか得なのか?という判断ではなく、
正しい行動なのか、間違えない行動なのかを判断する力だと言えます。
智慧・・・モノゴトの真偽、善悪を見抜こうとする力
とかく最近は、短いメッセージ(キャッチコピー、ショートムービー)などでこれは得か、こんなことをすると損する。と眼の前の情報に振り回されがちですが、この行動をすると、長い目で見るとどうなのか?周りは喜んでくれるのか?
社会は?子どもたちは?家族は?社員は?お客様は?
そんな判断をできるようになると、理想ですが、
この情報化の社会の中、惑わされることも多いと思います。私もその一人です。
でも、一旦下がって、もしくは、自分の上空1メートルあたりから
少し冷静に見つめてみると心も安定すると常に思っています。
あ~焦っているなぁ~
あ~怒っているなぁ~
あ~目先の利益に走っているなぁ~
あ~悲しんでいるなぁ~
と思うと、人間関係も、楽になると思います。
3月は、智慧希望
そして、その判断を元に、未来に希望を持って、人生歩んでいけるといいですよね。
3月は、卒業のシーズンです。別れが有り、4月からの旅立ちに向けて準備するシーズンです。
進学もしても、こっちが得だとか損だとか、この成績ではこっちに行ったほうがいいとかではなく、
自分がどうなりたいのか?そして、どうなったら幸せなのか?
そして、そう考えつつ進んだ先に対する「希望」をもってみてはいかがでしょうか?
この12ヶ月の言葉は、日本仏教保育協会から拝借しました。
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