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11月の禅語「行雲流水(こううんりゅうすい)」です。 誕生日おめでとうございます。

11月の誕生日の皆様おめでとうございます。
11月の禅語「行雲流水(こううんりゅうすい)」です。

「黔南会灯録」に載っている言葉です。

11月の禅語「行雲流水」とは、何事にもとらわれずありのままに生きる。

意味は、文字どおり「雲は行き、水は流れる」ということです
雲も水も、絶えず流れてとどまることがありません。
どこかに引っかかったりすることもなく、山や川の中の岩などにも形を変え流れていきます。つまり、物事に執着したり、先入観を持って反応したり、することなく、ありのままに自然に身を任せていくということです。

心にわだかまりや先入観を持つと、平静さにかけたり、変に気を回したりして空回りすることがあります。仕事や人間関係においても、わだかまりや先入観なく臨む気持ち必要だと思います。あの人はこうに違いないとか、あの仕事はこうなるに決まっているとか、本当にそう思っていることで、その方向に進んでいくこともあります。

また、執着心を持たないも重要です。雲がここにとどまりたいとか、水がここにとどまりたいとか、思っていると、空気がよどみます、水がよどみます。ものやお金に執着したりしていると、気持ちがよどんでいくのではないでしょうか?

やはりありのままで自然なことが、重要です。自分のありのままに行きていくこと。こう言うとわがままでいいという人がいるかも知れませんが、わがままではありません。周りの人と自分が対立せず流れていくことを考えると、周りと一緒に気持ちよく流れていくと思うといいかもしれませんね。

また、今度は周りとあわせているだけ、同調しているだけと聞こえてきそうですが、それもまた違います。自分をしっかり持った上で流れていくあなたにはあなたの良さや思いがある。それをありのままに生きることによって、周りも一緒に流されていくのです。

ちなみに、禅の修行僧のことを「雲水」といいます。それは、修行僧は、この雲や水のように周りにとらわれずに自由な心で修行しなさいというところから来ています。

11月、秋も深まり、きれいな秋空に雲が流れていくように、紅葉の葉っぱが川の流れに逆らわず自由に流れていくように、行雲流水、ありのままに生きていくと思う季節かもしれません。

そんなふうにありのままに チャレンジ(やってみる)し、身を任せていれば、なんとかなる。そんな環境や、結果にありがとうと感謝する毎日が送れるといいですね。、

12ヶ月の禅語は、私が選んで、長寿山西福寺の住職 雅教和尚に監修いただきました。

また、拙い字ではありますが、私が字を書かせていただきました。

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