9月の禅語「把手共行(はしゅきょうこう)」 誕生日おめでとうございます。
9月の誕生日の皆様おめでとうございます。
9月の禅語「把手共行(はしゅきょうこう)」です。
中国南宋時代の無門慧開によって編まれた「無門関」の中にあります。
9月の禅語「把手共行」とは、手をとって共に行くという意味です。
愛する人や家族と手をつないで歩くと、嬉しいですよね。1人で歩くのが不安なときでも、誰かが手を差し伸べてくれたら心強いものです。
新学期が始まる9月、今年も下半期に入った9月は、
半年間の行動や環境を見て、気持ち新たに目標に向かうときでしょう。
手を取り合っていくのは、学校の友達かもしれませんし、
会社のスタッフかもしれません。
もちろん先生や上司、親兄弟かもしれません。
もちろん、手をとって共に行くとあるように 共に歩んでいくことが重要です。
手を差し伸べてあげたとか、助けてあげたとか、上から目線ではなく、
「相手と同じ目線になること」です。
自分は裕福だから困っている人に恵んであげた。とか、
自分だけは安全な場所にいて困っている人に手を差し出した。とかでは、
相手の心に届きません。
相手と同じ場所に立って、同じ目線で、手をつないで歩くからこそ、同じ目標に一緒にたどり着けるので、歩くスピードや歩幅も全く一緒です。
これは、人生そのものです。共に喜び共に悲しみ相手と一緒にこの時間を噛みしめる。それができたら幸せを感じられるのではないでしょうか?
一緒に手を取るのは、仏様やご先祖様も一緒です。
そこで、9月に選んだ禅語がこれだったのです。
共に歩く人を見つけたら、手をつなぐのは、相手のためだけはありません。
相手の目線に立って、そっと寄り添えば、相手の心に届きますし、自分の歩むべき道の力になってくれるでしょう。
そんな相手にありがとうと感謝し、自分をありのままに受け入れて、手を取り合った仲間と一緒なら何事にもやってみようとチャレンジできますし、仲間がいるとなんとかなるはずです。
12ヶ月の禅語は、私が選んで、長寿山西福寺の住職 雅教和尚に監修いただきました。
また、拙い字ではありますが、私が字を書かせていただきました。
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