見出し画像

5月の誕生禅語「廓然無聖(かくねんむしょう)」


5月の誕生日の皆様おめでとうございます。

5月の禅語「廓然無聖(かくねんむしょう)」です。

「廓然無聖」とは、大切なのは知識よりも心の持ち方です。

春が終わり、梅雨入り前の5月の五月晴れのように空は晴れ渡っている気持ち良い季節です。なので、この言葉を持ってきました。

「廓然」とは、雲一つないカラリと晴れわたった空のようになんにもとらわれないこと、「無聖」とは、神聖な教えや真理などないということです。

仏教の碧巌録の中の達磨大師の言葉です。

新年度始まって、いろいろな計画をして、情報を集めたり先輩や先駆者に聞いて回ることもあるでしょう。しかし、その情報に惑わされていることはありませんか?
聞きすぎて迷子になっていることはありませんか?

情報や資料が多くあればうまくいくように見えて、実は情報に振り回されたり、情報の分析に時間がかかったり、何をしたかったのか、わからなくなることはないですか?
またその情報がすべて真理をついているわけではありません。

情報は最低限のものがあれば良く、まずは「やってみよう」。「たのしんでみよう」と、思うことが重要でカラッと晴れた空のように気持ちを空にして純粋な気持ちでいれば、必要な情報は自ずと入ってきますということです。

まずは、何がやりたかったのか、そして、まずは動いてみよう。どんなこともなんとかなるものだと。そうしたら自ずと必要な情報が入ってきてうまく回るようになると思います。

12ヶ月の禅語は、私が選んで、長寿山西福寺の住職 雅教和尚に監修いただきました。

また、拙い字ではありますが、私が字を書かせていただきました。

#5月 #誕生日 #誕生月 #禅語 #廓然無聖 #かくねんむしょう #大切なのは知識よりも心の持ち方 #やってみよう #なんとななる #4つの幸せ因子

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?