怒涛の4月を終えて感じたこと
3月・4月とこれほど、目まぐるしく変わる外部環境によって、事業の展開を考え続けた時は今までありませんでした。
あっという間のような、長かったような。
【3月】
学生旅行で金沢を訪れる人も多く、コロナの影響があるものの
閑散期並みの落ち込みで済むだろうと、楽観視をしていた自分がいました。
【4月】
稼働率が昨対比の95%減に。毎日電話はゲストから来ますが、キャンセルの相談が約9割。かなり強い危機感を感じる。
4月は通常繁忙期なので、1週間に100件はチェックインがある状況です。その予定でシフトを組んでいた為、仕事がなく、とうとうパートの方にお休みの依頼をする必要が出てきました。
それでも、まだどこかで元通りになると、それまでの辛抱だと信じてた、
自分がいました。
そんな弱さを、先輩経営者に叱って頂き、気づきました。
「直近の3か月どうやって売上を立てるんだ?それが重要だ」と。
withコロナはいつか収束するでしょう。
でもその後に、またすぐ好景気になるって、
そんな夢物語信じていたのか、自分は。
今までのビジネスにしがみついてもしょうがない。
赤字ということは、今旅音の既存事業は、世の中から求められていないということ。まずそれを現実として受け止めよう。
では、今何が求められているんだろう??
コロナで困っている人たちに価値を届けよう。
コロナで首都圏からの宿泊者はこない。
でも、株式会社こみんぐるの存在理由は、
「持続可能な発展可能な地域貢献する」である。
私たちは、金沢の為になることがしたいよね、と立ち上がった会社であり
チームなんだと。
今地元で困っていることって本当にないのだろうか?
こんな時こそ、私たちにできることがあるのではないか?
創業1年目だってほぼ無収入でやっているわけだし、なんとか
生きていける!命と信頼できる仲間さえいれば。
もう一度起業やり直しなんだ!ということに気づきました。
出来事は、ただの出来事。
その中でどういう選択肢をとるかが人生。
こみんぐるは、第二創業します!