第25話「真実は人の中にはない」読むだけで人生を照らす物語

「義人はいない。誰一人いない」
この言葉を知った時は、衝撃的でした。

今までずっと「正しさ」を求めてきました。何が正解か、
追求してきたんです。

「きっとこの人ならわかってくれる」
「きっとこの人なら、正解を教えてくれる」

完璧な人は誰一人いません。完璧を求めすぎるあまり、人をまつりあげて
きました。

まつりあげる、理想化し過ぎると後でくるのが「こきおろし」です。
例えばトーカーをする人は、はじめは理想化があって、ある日から
こきおろしをするようになった結果なんです。

「真実は人の中にはない。無意識の中にある」
そう思うと、人に真実を求めなくなり、自分の中にある無意識と
つながりはじめます。

そして、本来の自分自身に戻る道を淡々と歩んでいけるように
なるんです・・・