木漏れ日に花を置く
水のようなわたしは
何にもなれるのにどこにもいけない
それはさみしさの形を知らないから
つめたく白い炎を抱いた
泣いているあなたを慰めたいのに
何一つ口にできない
あなたの持つ感情を知らないから
すみれ草ひとつ差し出せない
僕は何にも知らなかったのだ
離れてから鼻がかじかむことも
ツンと痛むその熱の意味すら
君に教えられるまでわからなかったのだ
君を通して知った熱が
君の目を帯びて過ぎていくなんて
寂しいという感情が
こんなにも音を透明にするんだって
電車の音も君がいれば
花びらが春に舞うように聴こえたよ
何気ない世界のことですら
知らない国の景色に見えたからさ
あさはかに期待をしてしまう
それがどんなに痛いかなんて
知らなかったんだ
誰も教えてくれなかったんだ
さよなら も言えないで迎えた
夕日の影に咲く花の色を
君は知っていたのか
ひどく意地悪な感情に気づいたのは
いつだって君のせいだった
そうやって植え付けておいて
知らないままであんなに綺麗に笑う
もう もう なんにもないよ
僕の中にはなんにもないから
泉に指を浸していたのに
水が引いていく 星が途切れてさあ
さあ
君を通して知った熱が
君の目を帯びて過ぎていくなんて
寂しいという感情が
こんなにも音を透明にするんだって
電車の音も君がいれば
花びらが春に舞うように聴こえたよ
何気ない世界のことですら
知らない国の景色に見えたからさ
寂しいねって言ってくれた君が
僕の寂しさの理由になったから
一人で生きられるんだよ もう
それでも伝ってしまうのか
なんて優しい光を色付けたのは
全部君のせいだった
そうやって朝も夜も思い出させて
消えてくれないくせに なのに
泣いているあなたを慰めたいのに
何一つ口にできない
あなたの持つ感情を知らないから
すみれ草ひとつ差し出せない
僕は何にも知らなかったのだ
離れてから鼻がかじかむことも
ツンと痛むその熱の意味すら
君が隣にいないからわからないよ
君の全部を掴んで
どうしようもない心を全部抉り取った
タラッタッタ 沁みるほど空が舞い落ちる
呪いみたいにしがみつく
同じ名字を見るたび思い出してしまう
せめて憎らしくいてほしいと願うけど
思い出の君は優しいばかりだから
街灯の光は甘くキャラメリゼされていて
君の指も鼻先もたぶん砂糖菓子だ
涙のない街がどこかにあるなら
君の語った地図にあるだろう
青い空は青いまんまだ
僕が泣いても知らんぷりだった
木陰を揺らす世界の存在も
哀しいくらい無味透明だ
古びたフィルムが音を立て
笑う顔しか知られなかったから
藤の花はすべてガラス造りで
君の全部を掴んで
どうしようもない心を全部浴びせかける
タラッタッタ 沁みるほど雪が桜のようだ
君が好きだったんだという
純粋で痛いほどの歌が
空を縫って風をかたちづくる度
明るく泣けたあたしの向こうで
夕日が明るにほどけてしまって
傍にはもうなんにもない
清々しいほど愛している
まあるい猫の目が人影とだぶって
また澄むほどに溢れてしまう
ほんとうの光は小川をなでて
さらさらと愛はほつれていた
街灯の光は甘くキャラメリゼされていて
君の指も鼻先もたぶん砂糖菓子だ
涙のない街がどこかにあるなら
君の語った地図にあるだろう
鉄塔のてっぺんからなぞった光線と
君のなみだぶくろから溢れたのはきっと
宇宙人のつくる星屑だろう
君の願う惑星にいるだろう
白いワイシャツの袖を掴んだ
僕が泣いても君は知らないけど
木漏れ日を裂くほどの思いを
辺り一辺倒に叫ぶのだ 哀として
あの、とっても瞼が重いので何も書かなかったんです、ごめんなさい、挙げればキリがないんですけど今日は好きな子ハーフアップにしていて髪伸ばすと言っていて、私と友達の話している間を忍者みたいに通り抜けて行っていて、振り返ってあははと朗らかに笑って、体育の平均台もめちゃくちゃ可愛くて、最初校庭で雨降り始めて体育が中に変更になった時も率先してテニスボール片付けてて目端が利く良い子だなと思いました大好き、終わり。
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