令和6年度 大学編入体験記

始めまして、こみもめです。高専5年生です。

大学の編入試験を受けて合格したり落ちたりしたので体験記を書こうと思いました。


受験校

僕が受けた大学
・東北大学 工学部 電気情報物理工学科(電気・情報関係5コース) 
・大阪大学 基礎工学部 システム科学科 生物工学コース
・東京都立大学 システムデザイン学部 情報科学科
・豊橋技術科学大学 工学部 情報・知能工学課程
・専攻科

受かったとこ

・東北大学 工学部 電気情報物理工学科(電気・情報関係5コース)
・豊橋技術科学大学 工学部 情報・知能工学課程

落ちたとこ

・大阪大学 基礎工学部 システム科学科 生物工学コース
・東京都立大学 システムデザイン学部 情報科学科
・専攻科(←は?)

まあ5校受けて3校落ちてるので「こんな人もいるんだなー」くらいの気持ちでみてください。そのうちまとめた内容を zenpen にも寄稿します。

自己紹介

名前:こみもめ
出身高専:ド田舎高専 電子制御工学科
学科順位:10位前後をうろうろしてました
受験年:2023年
TOEIC:575(L:320/R:255)
Twitter:@comimome

1~3年生前期

理系科目と専門は好きだったのでコツコツやっていました、文系科目はテスト期間に詰め込んでいました。

2年生のとき3歳上の姉(高専生)が専攻科に進学したのを機に編入について考え始めました、編入するなら(かっこいいので)旧帝大に入りたいと漠然と思っていました。

3年生の7月に姉に誘われてTOEICの公開試験を受けました。このとき320点だったので勉強しないとなーと思っていましたが、結局1月まで勉強しませんでした。

3年生後期~4年生前期

12月に学校の編入体験報告会に参加して勉強を始めました、動機は「今から勉強すればワンちゃん旧帝大受かるんじゃね?」と思ったからです。この頃の勉強時間は1日1時間くらいでした。東工大のホームページを見てかっこいいなと思い目指し始めました。

12月から編入数学過去問特訓を解き始めました、徹底研究を持っていなかったため過去問特訓から始めましたが正直お勧めしません、未だに解けない問題沢山あるし。

1月から英語の勉強を始めました。僕は英語が嫌すぎて学校で使っていたDataBase3000すら碌に覚えていませんでした。というか発音記号すら読めないので英語耳で発音の勉強をしました、本当に英語が出来ない人は発音からした方がいいと思います。あとDUO3.0は例文が面白いので読んでて楽しかったです、もう "Turn the faucet off!" しか覚えてませんが。

春休みにはマクマリーを読んだりYouTubeで化学系の動画を見てました、有機化学は大学範囲の基礎を勉強してから高校範囲に戻ると面白いです。
あと数学は過去問特訓が難しすぎたので大学編入のための数学問題集を簡単な問題だけ解き始めました。

4年生夏休み

TOEICの点数が夏休みの時点で425点だったので焦っていましたが勉強の仕方がよくわからなかったのであまり伸びませんでした。

夏休みに第一志望を東北大学に決め、TOEICと並行して数学、物理をしていました。勉強時間は1日4時間程でした。
数学は徹底研究(章末問題以外)を2周してから線形代数徹底研究、微分積分徹底研究、過去問特訓を解きました。
物理は初等力学、電磁気学演習、エッセンス(波動)を解いてました。

4年生後期~4年生春休み

10月にabceedを契約して勉強し始めました、人生で一番英語を勉強していたと思います。3月の公開試験を最後にTOEICの勉強をやめました、正直点数は不十分でしたが割り切って試験科目の勉強をしていました。

試験勉強は過去問を見て傾向の分析をしたあと、必要な分野に絞って勉強していました。春休みはTOEICの勉強時間を含めると1日6時間程勉強していました。
数学はベクトル・行列・行列式徹底演習、過去問特訓、編入数学入門、過去問を解いてました。
物理は初等力学、電磁気学演習、セミナー物理(力学、熱力学)、名門の森(力学)、過去問を解いてました。
化学は無機化学(アプリ)やセミナー化学を解いたり、寝る前に化学の新研究を読んだりしていました。

5年生

過去問を中心に解いてました。数学と物理の分からない問題は先生や友達に聞いてました。面接対策は友人に数回見てもらいました。

6月18日~

豊橋技科大は過去問を解いて大丈夫そうだと思ったので、都立大と阪大でも使う数学を中心に勉強していました。

6月24日 vs豊橋技科大

名古屋駅の中で道に迷いました。

7月1日 vs都立大

7月2日~

都立大の手ごたえが微妙だったので焦っていました、阪大基礎工の過去問を解きなおしていました。

7月6日 vs専攻科

同じクラスの合格者は殆ど僕より順位が上でした、滑り止めとして機能してないです。学校によって試験も違うので書きません。

7月8日,9日 vs阪大基礎工

7月10日~

東北大学受験のモチベーションが無くなっていました。流石に何もしないのは駄目だろうと思いなおし化学の有料アプリを購入して勉強したり過去問を解いたりしていました。化学の過去問を解いて分からなかったことをルーズリーフにまとめたりしていました。あと「大学編入 全落ち」や「大学編入 不合格体験記」で検索したりしてました。

8月22日,23日 vs東北大

東北大も落ちてたら記事書いてなかったと思う

受験を終えて

結果的に第一志望に合格しましたが、併願校は慎重に選びましょう。特に専攻科の一般試験は滑り止めになると思わないほうがいいです、旧帝大の滑り止めにする人がゴロゴロいるので。
 
TOEICは出来る限り高得点を早いうちに取っておくと幸せになれます。試験科目が少ない、または簡単な大学は必然的にTOEICが重要になってきます。私は3年の終わりまで英語の勉強を全く真面目にしてこなかったため発音からやり直しました、本当に英語は下級生のうちから勉強しておいたほうが良いです、マジで。

参考書

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