見出し画像

正解を探して -my story-

ゆる軽ボディセラピストSachiこと森井さちこです。
東京 目黒にて"疲れないカラダ作り専門"サロンの
オーナーセラピストとして
日々お客様の体に触れさせていただいています。

*今回は私が今の仕事に出会ったきっかけと"仕事"に対して思うことをmy story3部作としてお届けします。
今回はその2、運命の出会いをしたお仕事とその後また旅をするお話です。

↓my story no.1もよろしければ^_^↓

知るほど面白い体の世界

ボディセラピストの仕事を選んだきっかけは大切な人にもっと触れたい
そんな理由でしたが、人の体は知るほど面白いです。

一人一人が等しく与えられている持って生まれた財産です。

ワーホリ帰り、お金もそんなにありませんし、
セラピストとして働きながら学べる場所を選びました。
当時は100%この道で生きると決めてはいなかったので、それを察してか、面接官の対応は厳しいと感じた記憶があります。本気ですか?と。

"正解"はどこにある?

余談ですが、世の中って時々厳しすぎるなと感じるときがありました。
もしかしたら私の平和ボケなのかもしれませんが。私が、世の中が厳しいと感じる原因の一つとしては、よく言われることですが、学生の間までは"正解"が準備されているのに、社会人になってから正解がなくなること。

自分の内側から答えを出すことが難しいと感じてしまい、どこかにある正解を気にして疲れてしまう。答えがあることに慣れすぎて、自分自身の想いや考えに鈍感になってしまうことも弊害です。

今、セラピストとしてお客様と関わらせていただく中で、私なりにですが、体のコリやこわばり、またそこから派生する様々な不調も、そういった、"正解"に合わせようとしすぎたり、固執しすぎる考え方が引き金になっていることが多いと感じています。"普通"や“一般的に…”ということに合わせすぎると心の我慢が体に現れてくるのです。心と体は繋がっています。

恐怖心と興味

さて、話がそれましたが、その後、無事に面接も通り、研修に入ることができました。面接を厳しく感じた、と話ましたが、私のような職業において、厳しく気持ちを確認することには意味があると思っています。人の体に触れることは一歩間違えば…という危険があるからです。

研修に入り最初は特に、人の体に触れる怖さを感じました。必要な圧をかけなければいけないけれど、強すぎてもだめ。怪我をさせてしまわないか、本当にビクビクしました。体は一人ひとり違う、だからこそコミュニケーションが大切。例えば自分にとって"大丈夫"であっても、他の人にとっても同じではないのです。

ただ、体のことを知ることは楽しいことでした。筋肉一つひとつのことも知りませんでしたし、先にお伝えした通り、ほぐしてもらってかたが柔らかくなるまで、自分の肩が"凝っている"と言う自覚もありませんでした。緩んで動きやすくなって初めて凝っていた肩に気がついたのです。改めて振り返ると、毎日発見ばかりでした。
いつも当たり前にある体ですが、知らないことはたくさんありませんか?

今不調があることも、元気なことも、原因は必ず自分の中にあります。触れることを通して、自分で気がつき、行動を変えるきっかけになればいいなと思います。いつも触れている、という方も、触れることから得られる情報は、自分の知識内に限られます。だからこそ、触れることを通して"もっと知りたい"が生まれたらいいなと思うのです。

好きを仕事にすること

1ヶ月半の集中研修後、無事に検定試験もパスし、いよいよお店でのデビューとなった後も、すっかりハマった私は、もっと色々できるようになりたいという欲望に貪欲に今も勉強し続けています。楽しんで興味深く学べる、そういうことがあることはありがたいことです♡

仕事が嫌いという方がいます。何が好きか分からないという方がいます。
そして、"好きなことを見つけ仕事にしていて羨ましい"と言われることもあります。ですが、私自身も、この仕事を始めた時もから好きだったわけではないですし(笑)興味が尽きないから勉強し続けていますが、そう言われると好きなのか…?というくらい。

学ぶほど面白くはありますし、勉強しなければならない身でもありますが、
大切なことは、"喜んでくれる人がいる"ということ。お仕事ですから、人に貢献してなんぼ。ただ、やるべきことの中に楽しさや面白さ、好きなところを見つけられる方が、人生が楽しめてお得だとは思います(笑)

まだ続く正解探し…

探り探りと表現した通り、この仕事に出会った後も、実は私はまだまだいろんな仕事をしました。仕事について1年と少しして、上京することにしたのです、そのことをきっかけに一度仕事を離れました。人のご縁があって、Googleマップに関する仕事や決済端末の営業、民泊の運営代行、健康情報イベント業のお手伝いもあれば、結婚式場のアルバイトもしました。

ただ、その間も、副業としてずっと縁があったのが、人の体に触れるお仕事だったのです。結局、他よりちょっと好きだったんですかね。
民泊のお仕事をしていたとき、知り合いが今のサロンを立ち上げるのを手伝って欲しいと声をかけてくれたことをきっかけに、副業のお手伝いという形で今のスタート地点に立ったのです。

my story①

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集