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鹿サポという沼に堕ちたしあわせ

ひととの出逢いというのは不思議なものです。
2020年のオリンピックが終わった秋には40歳になっている僕。
いいオッサンです。
2年ほど前に大伍沼に堕ちてしまったのです。
鹿サポの友達に連れられ、初のサッカー観戦。
ただついていっただけ。
大宮のNACK5スタジアム。
その日は見事に負けてしまいました(※0-1で敗戦でした)。
それでも何かたのしかった。
今までの自分にはなかった何かを感じたのでしょう。
僕は埼玉県に実家があり、今はそこに住んでいます。
もし何かのタイミングで、
違う誰かに最初のサッカー観戦に連れられていたら。
ウィーアーサポになっていた可能性が極めて高かったし、
今、SNSで繋がっているかたたちもみんな敵だったかもしれません。
それか、やはりサッカーには魅力を感じなかったのかもしれない。
そして、学生時代は大嫌い超苦手だったサッカー(フットサル)を、
自分が進んでやることになるとは。
泳げない(今でも)。
マラソン大会はビリ争い。
球技は基本的に顔面でキャッチ。
笑ってしまうでしょう。
好きになったり嫌いになったり、
ケンカして疎遠になったり、
泣いたり笑ったり。
人生の予測なんて僕の場合は外れてばかりです。
でも、何もかもすべてが、となりに誰かいたこと、
誰かがきっかけをくれたことで繋がっています。
ひとりではここまで来られなかった。
ひととの出逢いというのは不思議なものです。
自分は誰かの何かのきっかけになれていただろうか。
もう人生も折り返してしまっているし、
ひとつひとつ丁寧に、こだわりながら、
焦らずたのしく生きていきたいと考えています。
最後の1分になってもあきらめない。
それを教えてくれた。
それをこれからも見せて欲しい。
鹿島アントラーズ。

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