かつお菜とブリの切り身で伝統の博多雑煮
おはようございます。
Comfortable Days のよーこさんです。
博多雑煮は、
夫の母が作ってくれるお雑煮だ。
夫とまだ付き合っている頃、
初めてご馳走になった時、
なんて美味しいんだ!と、それは驚いた。
こんな美味しいお雑煮、食べたことなかった。
◇
前日までの準備。
まず、あごだし。
あごは、トビウオ。
でっかいいりこみたいな感じで干してある魚。
福岡には、柳橋連合市場という
「博多の台所」がある。
ここで、縄につながれたあごを購入する。
写真は、すでに水に浸けた後のあご。
これが扱いにくいとなると、
茅乃舎さんとか兵四郎さんとかの
削ったあごがパックに入ってるもの
などもあり、だいぶお手軽に使える。
さて、このあごをいくつかに割って、
お水につける。
あみあみのパックに入れると扱いやすい。
どんこ(大分の椎茸は美味しい)も
別のあみあみに入れて、一緒につける。
これで、あごと共に椎茸の旨味もつまった
美味しい出汁が出来る。
次に具材。
鶏肉、金時人参、里芋、は一口大に切り、
程よい大きさに切ってした茹でする。
焼き豆腐は一口大に、
紅白のかまぼこは、程よい大きさに切る。
博多雑煮に欠かせないのが、かつお菜。
軽くした茹でして、キレイな緑色を残す。
これらをタッパに入れ、
明日入れ忘れがない様にする。
写真は、ちょっと微妙。
ブリの切り身に塩をしておく。
出汁を作るために、水につけたどんこは、
朝にはしっかり戻るので飾り切りを入れる。
◇
さあ、元旦の朝。
あごとどんこでとった出汁と
鶏肉、金時人参、里芋、焼き豆腐、どんこを
鍋に入れる。
写真はあく取りの前。
アクを取り、キレイなお澄ましする。
ブリは、別鍋でサッと茹でる。
お餅は、焼きもちでも良いが、
お母さんは、鍋に昆布を敷いて、
温めて、柔らかくする。
ここまで準備出来たら、盛り付け。
お椀に、大根を薄く切ったものを敷く。
お餅が器にくっつかないため。
その上にお餅を乗せる。
鶏肉、里芋、焼き豆腐などを入れ、
どんこ、金時人参、紅白のかまぼこを
飾りながら入れる。
かつお菜は、出汁の中に一瞬入れて、温め、
上の方に色よく乗せる。
最後にブリを乗せ、出汁をつぐ。
器の蓋をして、お出しする。
お箸は、くりばし。
◇
他に、がめ煮。
これも博多伝統の味。
お正月には、数の子、田作り、黒豆。
◇
美味しいお正月☺️
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