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お金で孤独を買ってみた

~24時間365日×■年、すべての時間を自分のものにしてみた件 vol.6~

3.暇人ならではの気づき
・儒教学者、哲学者などの偉人としての評価を受けている人、名前の残っている人たちは超暇人だったに違いない(笑)「考えること」が大好きな暇人。普通に働いて生活していたら名言?!はなかなか生まれない。

・本当に大切なもの、生きるのに必要なものがわからなくなっている人がとても多い。自身もそうだった。

・安全な食べ物、をほとんど考えずに生きている社会になっている。

・何もかもにおいて…人の生き死にまでもビジネス、商売、経済、利益追求、消費消費、買え買え、欲しいでしょう?の世界になっていないか?

・「稼ぐ」から得られる豊かさは確かにあるけれど、その「豊かさ」は人によりそれぞれ求めるものは違うはずなのに、その人らしい豊かさ、自分自身がどんな生活を求めているのかを見失って生きている人が多すぎる。

・「お金」(通貨)というものが既に存在していて、あらゆることに絡んでくる社会だから仕方のないことではあるけれど、人の物欲・楽をしたい欲求等様々な欲望を刺激して消費活動をやたらと促す煽る世界ってどうなのか。

・お金、経済を回すことが良いこととされ最優先で、重要視される。その中で起きている「悪循環」に気づく。うすうす感じてはいたけれど、じっくりと社会を観察して眺めてみるとどうしても経済(お金)に振り回されやすい構造があると知る。資本主義の弊害についても考えた。「消費・消耗」のおかしな悪循環により、ストレスフルで不健康な人が生み出され続けている…を特に強く感じる。

・国と国民、家と家族の関係はよく似ている。良かれと思って(大きく道を間違わないように)教育して人を育てるけれど、その国(や家)のルールは他からみると「ちょっと変」だったり謎な文化だったりもする。でもその集団に所属していると、それがその人にとっての「常識」「ルール」「当たり前」なので、外部の人から指摘されて初めて気づくことになったりする。
 例え指摘されたり教えてもらっても、その意味が分からなかったり、受け入れられなかったり、自分の(国の・家の・個人の)思い込み・ルール・習慣はなかなか変えられない。そしてお互いの「違い」を認め合えないため、受け入れられないため、時には自分の常識等を相手に押し付けてしまう為…ぶつかり合い争いが起きる。人間関係や政治でのとても残念で無駄な衝突。

・あまりにも何の疑問も持たずに暮らしてきている、生きていた、ことを実感。特にお金や経済についてはほとんど関心をもってこなかったな、と気づいた。※そのためこの期間経済や社会の仕組みについて考える、学ぶことが多くなっていった。

・社会に出るまでの教育&社会に出てからの経験でいつのまにやら「自分らしさ」がわからなくなり、見えなくなり、忘れてしまい思い出せなくなるような状況が社会の仕組みの中にあると思う。少しでも他と違うと排除されがちな文化。日本の子ども達がいかに「個」を消されやすいか…残念な社会。

・数年ゆったりと過ごしていると世の中が(世界が)違って見えてくるようになった。人間って本当に自分の都合の良いように物事を捉えるし、考える。それが良い方に出れば自分を守り前向きにもさせることになるし、悪い方に出れば他者を傷つけ関係性を壊すことにつながり得る。良くも悪くもいろんな場面で「言い訳」となる。


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椋
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