「究極の質問」漫才#11
ボ…ボケ ツ…ツッコミ
ボ 究極の質問に対する答えって用意してる?
ツ してないなぁ。いざとなったらお母さんと彼女どっちを助けますか?みたいなやつでしょ?そんなの現実に起きないんだから。
ボ それじゃあだめだよ。もしもの時にどうすんだよ。現実に起きるから究極の質問と呼ばれているんだから。
ツ そんなこと言ったって実際に聞いたことないだろ!そんなの考えてるほど暇じゃないんだよ!
ボ そんな言い方したら俺が常日頃究極の質問について考えてる暇人みたいじゃないか!お前も少しは考えとけ!
ツ ごめんごめん。起こりすぎだって。じゃあもしあなたがお母さんか彼女どちらかを助けるとなったらどちらを助けますか?
ボ これがな、まだ決まってないんだよ。
ツ 決めとけや、この暇人が!
ボ そんなに言う?確かに俺も悪いけど言い過ぎだって。
ツ あまり前だろ、お前が考えとかなきゃいけないんだみたいなこと言ったんだから!
ボ だから一緒に考えようって話じゃん。頼むよ。
ツ しょうがないな。そしたらさまだ決まってないって言ったってそれなりの考えはあるんでしょう?それ聞かしてよ。
ボ 俺としては助けてそのまま一生付き合ってくれるなら彼女を助けるよ
ツ そりゃ女の子だったら命の危機を救ってくれた男の人はさらに好きになっちゃうでしょ?
ボ それは人生楽して生きようってやつの考え方だよ。
ツ なんだと?!
ボ まあ聞けって。実際に2人が溺れてるとしよう。そこで俺が彼女を助けたらさ、お母さんは苦しみながら沈んでいくわけだよ。
ツ まあそうなっちゃうな
ボ それを俺はなんとか見ないように見ないようにってするけど彼女はそれを見ちゃってあることに気づくんだよ。
ツ なにに?
ボ 「こいつ産みの親見捨てるんだ」って
ツ それは自分が助けてもらってるんだからしょうがないだろ!
ボ 彼女もそう思いたくても一度引いてしまった心はなかなかもとに戻らないんだよ。それで結局2人のために別れましょう。とか言われたら俺にはなにも残らないじゃないか!
ツ だったらもう答え出てるだろ!お母さん助けろよ!
ボ そんなことしてもお母さんが「息子を彼女1人守れない男に育ててしまったわ」て言って、気に病んで病気にでもなったらこれも俺になにも残らないじゃないか!
ツ だったら実際に起こる前に日頃から「もしもの時はお母さんじゃなくて君を助けるからな」って言っとけよ!
ボ そんなこと日常で言ったってこいつボケてるんだろうなって思われるだけだろ!
ツ だったら何回も念押ししたらいいだろ!
ボ そんな何回も言ったら「こいつ日常的にこんなこと考えてんのかよ、気持ちわる」とか思われて振られるだろうが!
ツ その考え方できるならこの話やめたら⁉︎
ボ いやいやこれは勤労、納税に次ぐ日本男児の義務だから。
ツ そんなわけ無いだろ!なんで究極の質問に対する自分なりの答えを持っておくことが国の義務になってるんだよ!教育を受けさせる義務はどこに行ったんだよ!
ボ じゃあ「究極の質問に対する答えを用意する」か「教育を受けさせる」どっちを義務にするべきか考えて行こうか?
ツ 教育に決まってるだろ!もういいよどうもありがとうございました。
題名「究極の質問」
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