犬の膀胱炎(腎臓・肝臓)対策ご飯
我が家の愛犬が膀胱炎になり、治ってもまた繰り返すことがありました。
別件で鍼治療に行ってた先生に漢方学的な食事療法をご教授いただき、
これを実践したところ、一度も膀胱炎にならず、13歳になった今でも
血液検査はすべて正常値範囲内を保ってます。
参考になればと思い、記事にしました。
(食材など疑問点もあるかもしれません。私も教えて頂いたのをそのまま信じているので、あくまでも自己責任でお願いします)
1.ベースのフード
アカナ、First Mate、ファインペッツなど
基本的に葉物野菜(ほうれん草など)が入ってないものを選ぶ。
癌細胞の餌になる炭水化物が少ないものが良い。
アレルギーを抱えている場合は普段あげているフードでOK。
2.膀胱に良いもの
白菜、砂肝、ぜんまい、セロリ、冬瓜、茗荷、うど、松茸
3.腎臓に良いもの
キャベツ、ブロッコリー、ごぼう、セロリ、カリフラワー、
カシューナッツ、栗、黒胡麻、黒米、枝豆、ぜんまい、
マッシュルーム、鶏レバー、ブルーベリー、プルーン
※キャベツはシュウ酸が含まれるからNGでは?
と思われるでしょうから、気になるようであれば使わずに白菜で良いと思います。
私はかさ増しで白菜かキャベツを使いますが、白菜3回、キャベツ1回な割合です。
かさ増しなので小型犬には使わなくてもOK
4.調理例(ざっくりと)
白菜 or キャベツ
+
鶏ささみ or 豚ヒレ or ラム肉 or 鹿肉 or馬肉
(アレルギーが無く、脂身が少ない肉)
砂肝、鶏レバー、鶏軟骨、豚ハツなどを追加で入れても良し
+
ごぼう、きのこ類(抗菌作用のため、椎茸や舞茸など)
+
セロリ、にんじん、蓮根、おくら、筍、アスパラ、ミックスナッツ、
昆布、ブロッコリー、かぼちゃ、大根、トマト
ここから4~6種類
+
時々プラスして
さば缶 or 高野豆腐 or 豆腐 or 豆類 or 玄米 or 十六穀米
あさり、たこ、ホタテを入れることもあります。(生はNG)
◆これらをなるべく細かく切る(フードプロセッサーが便利!)
→圧力鍋で煮る ※水は野菜から出るので多く入れないこと
→冷めたら、
胡麻油 or リンゴ酢 or 醤油 or はちみつ or 荏胡麻油
を1~2種類少量入れる(入れなくてもOK)
◆給餌量
このスープとフードをおおよそ2:1の割合で
(フードは通常の半分にする。今まで100gなら50gに減らす)
私の場合は一週間分作って冷蔵または冷凍してレンジでぬるめに温めてからフードに掛けてます。
一週間毎に味変してあげれば飽きることもなくガツガツ食べてくれてます。
<調理例1>
白菜(1/4)
鶏ささみ(3~5本)
砂肝(10個くらい)
ごぼう(30cmくらいのを2~3本)
舞茸(スーパーの1パック)
セロリ1本(利尿作用などに良い)
アスパラ(1束5本くらい)
昆布(スーパーで売ってる乾燥のだし昆布数枚)
カリフラワー(一握り分くらい)
おくら(1パック5本くらい)
白菜と肉は一口大に切り、あとはフードプロセッサー。
これらを圧力鍋で煮る。
冷めたら胡麻油とリンゴ酢を大さじ1杯。
以上、よく混ぜて完成。
<調理例2>
白菜(1/4)
鶏ささみ(3~5本)
鶏軟骨(100g~150g程度)
ごぼう(30cmくらいのを2~3本)
椎茸(3~4個)
蓮根(げんこつ大くらい)
にんじん(1本)
ミックスナッツ(50gくらい、マカダミアナッツはNGです)
ブロッコリー(一握り分くらい)
トマト(3~5個、リコピン増量のため細かく切りオリーブオイル大さじ1で炒める)
白菜と肉は一口大に切り、あとはフードプロセッサー。
これらを圧力鍋で煮る。
冷めたらはちみつを大さじ1杯。
以上、よく混ぜて完成。
<調理例3>
キャベツ(1/2)
豚ヒレ(300g~400g)
さば缶(1個、水煮・味噌煮どちらでもOK)
ぜんまい(10本くらい)
ごぼう(30cmくらいのを2~3本)
舞茸(スーパーの1パック)
大根(葉のある方1/2、葉も細かく切って入れる)
かぼちゃ(一握り分くらい)
おくら(1パック5本くらい)
豆腐(1/2丁)
キャベツと肉は一口大に切り、あとはフードプロセッサー。
これらを圧力鍋で煮る。
冷めたら胡麻油と醤油を大さじ1杯。(味噌煮なら醤油入れないとか)
以上、よく混ぜて完成。
こんな感じで色々毎週アレンジしてあげれば飽きずに食べてくれてます。
ここまで種類を多く使うのは大変なので、減らしてもOKです。
続けることが大切なので、膀胱と腎臓に良い食材と味付けに肉を
使って可能な範囲で作りましょう。
健康な食事は毛ツヤもピカピカになりますよ。