迷子猫・迷子犬の発見率について

様々なペット探偵がありますが、そのほとんどが
『発見率は猫で80%以上、犬75%』
となってます。(多少前後あります)

これ本当だと思いますか?

<犬の場合>
発見率の中には『死亡発見』も含まれています。
特に犬の場合は車や電車にはねられたり、溺れたりしての発見が多いです。
つまり、『生存発見率』ではないということです。

また、犬の場合は移動距離や範囲が広いと想定できるますよね。
基本的に一人で捜索するのに本当に発見できるのでしょうか?

犬の発見率70%~75%というのは信憑性が低いと思いませんか?
毎日Twitterを見ていても分かるように、発見や戻って来ての解決率は、
せいぜい50%も無いでしょう。

<猫の場合>
猫に関しての死亡発見は、かなり低いです。
ただし、
『完全室内飼い』
という条件下です。
完全室内飼いの場合は、ほとんどが数百メートル以内に潜んで動かないからです。

『外飼い』
『何度か外に出て行ったことがある』
の場合は、戻って来れない所まで行ってしまった可能性が高く、
また、危険な道路を渡ってしまった場合が考えられ、死亡発見率は上がってしまいます。(発見できないことの方が多い)

猫の依頼は『完全室内飼い』の方が圧倒的に多く、
その大半が近所にいるケースが多いので、発見率は
80%以上であってもおかしくありません。

『外飼い』
『何度か外に出て行ったことがある』
の場合は、犬と同じく信憑性はかなり低いのは間違いありません。


<その他>
『解決率』という表現・言葉を使う場合があります。
これは
飼い主が探してもらう依頼を諦めた
が、含まれます。
発見率にはこれも含まれている場合があるかもしれません。

発見率・解決率は、ペット探偵なら
『見つけてもらえるだろう』
と期待感が高まりますが、鵜呑みにしない方が無難です。

藁をもすがる思いで依頼するのでしょうが、この話を出すと
「ケースバイケースなので」
「〇〇%なので見つからないケースもあります」
といった感じで濁されるでしょう。
言葉巧みな話術に惑わされないようにしましょう。

<結論>
『完全室内飼いの猫』
以外は解決率の信憑性は低い、ということです。
※見つからないということではありません。


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