Cometa伊勢志摩 一番星Venus誕生
グランピング施設Cometa伊勢志摩の第1号ゲストハウスVenus（ヴィーナス＝金星＝一番星＝明けの明星）の建設工事が完了しました。3月14日には宿泊業と飲食業の営業許可証も発行されて、いよいよホテルとしてのスタートが切れることになりました。
これから数回に分けてCometa伊勢志摩の特徴、魅力をお話していきたいと思います。まずはサウナと、ととのい環境です。
ドカンサウナ
この写真が施設の売りのひとつドカンサウナです。かわいい東屋の中に収納されています。重量はなんと８ｔもあるので、実は運び込むのがものすごく大変だったりもしたんですが、苦労話はまた後でね。
GROWTH社製のドカンサウナをVenusの玄関に設置しています。Venusのお泊り客は滞在期間中24時間何度でもサウナを占有して利用することができます。入口には温度と利用時間を設定するコントローラーが設置してありますので、お好みの温度、お好みの時間数でご利用いただけます。
熱源としてはフィンランド式の電気サウナヒーターであるブロスサウナ社の９ｋｗヒーターを設置しています。ドカンサウナは周りが15cmの厚みの鉄筋コンクリートですので、サウナの中が100度近くになっても、全く熱が伝わらず冷たいままで断熱をしてくれます。
他社で使われている木製のバレルサウナとは一線を画する実力なのです。またこのブロスサウナ社のヒーターは小さな体には似合わないパワーの持ち主で、約1時間ほどの運転で90度の温度までサウナ室を温めることができました。
くつろぎのスペース
サウナであちあちになった体を冷やして、ととのえるスペース。そのために設置されたのが土間エリアです。
1階にはダイニングコンテナとお風呂コンテナの２つのコンテナが設置されており、その中間に位置するのがコンクリートで造られた土間エリアです。この土間エリアには水風呂が埋め込まれています。サウナであちあちになった体はすぐに水風呂で冷やして、そのあとはのんびりと土間エリアで身体をととのえられるように設計しました。水風呂には井戸水が使われており、夏は冷たく、冬はあたたかい、水風呂には最適の水温を提供してくれます。
土間エリアの南側には大きく張り出したオープンデッキが設置されいて、焚き火も楽しむことができます。天気が良い時にはオープンデッキと土間エリアを仕切っているツインカーボドアを完全開放して海風を楽しむのも良し、満点の星空を見上げるのも良しです。
天気の悪い時にはツインカーボドアを締め切ることで、かなり室内に近づくことも可能な構造になっています。
オープンデッキの下側は緩やかな法面になっており、グランドカバーとしてクラピアを植え付けています。これが全面に広がれば海までの巨大な緑のカーペットになると期待しています。
ちなみに海岸までは直線で２０ｍ、ダッシュでなら１０秒の距離です。
焚き火台のまわりにはVENTLAX社製のアウトドアチェアーを4脚用意しています。この座り心地を体感したら、もう他のチェアーにはもう戻れないでしょう。
信楽焼きのバスタブとマイクロバブル自動風呂
サウナのシメは信楽焼のバスタブです。
お風呂コンテナの中には信楽焼で特注をしましたバスタブ（全長1700mm）が鎮座しています。コンテナの底の部分を削って、埋め込んだ構造にしてあり、お客さまが入りやすいように配慮しました。
お風呂の前面は壁一面すべてが強化ガラスであり、マジックミラー構造になっています。外からはタイトル写真の様に鏡になって、海と空を映してくれています。中からは入浴中も最高のオーシャンビューを楽しむことができるのです。
給湯機にはマイクロバブル発生装置が組み込まれた全自動給湯器を設置しました。ナノバブルの泡がお客様の肌にこびれついた汚れと、都会での疲れまで浮かして取り除いてくれるはずです。
またお風呂上がりの髪を乾かすのは高級ドライヤー、レプロナイザー 4D Plusとヘアビューロン２７Dストレートです。このドライヤーとストレートアイロンを体感できるだけでもCometa伊勢志摩を利用する価値があると思われる一品だったりします。
次回はCometa伊勢志摩の食事についてご紹介したいと思います。
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