BBQはニクイタで
志摩のおいしいお店を紹介したついでに、コメータ伊勢志摩での食事についても紹介してみましょう。
夕食にまるせいのあのりふぐ、朝食にマキズベーカリーさんのフランスパンを選べるという話をさせていただきましたが、やはりグランピングといえばやっぱりBBQですよね。ちなみに息子が経営しているDOTグランピング富士山では下の写真のようなアメリカ製のバーベキューグリルを使っていました。
なかなか日本にはない感じでかっこ良いんですが、やはりアメリカ製。ガスの火加減がおおざっぱというか、使い勝手も今一つ。味もおおざっぱな気がします。
浅井鋳造所のニクイタ
安乗の伐採作業から帰ってきたタイミングで、ちょうど東海テレビのニュース番組で浅井鋳造所のニクイタっていう鉄板を紹介していました。11分ほどの紹介で、かなり衝撃的でした。(テレビでの動画紹介)
鋳物で鉄板を作ったもので、鉄の中には4%の炭が混じっているので、遠赤外線の効果で肉がふっくら焼けるというのです。
作ったのは浅井さん、愛知県一宮市で三代続く鋳物工場の社長さんです。早速週末に浅井鋳造所のアウトドアショップに見学に行き、今回開発されたニクイタソロを見せてもらいました。
小さいんですけど、鋳鉄製の鉄板で、厚みが5mmくらいあるので、そこそこ重いです。でもBBQに使うのにはさすがに小さすぎる。そこで浅井社長と相談して特注でBBQに使えるサイズのニクイタを作ってもらいました。
それから待つこと3か月、BBQコンロに載せて使うのにちょうど良いサイズ(幅430×奥行280×厚さ15mm)の業務用ニクイタ、ニクイタマルス(仮称 戦の神ー火星)が完成しました。重さは約7kgです。
ニクイタマルス試運転
浅井鋳造所に行って、うちの特注分をいただいてきたのですが、なんと浅井鋳造所では今回の特注品はきちんと型枠から作って、今後も継続販売することになったとのことでした。そのためアウトドアショップにも試作品を置いていました。早速、その試作品で試験的に豚肉ロース肉を焼いてくれました。
肉を焼くときには裏面のリブ付きの方で焼きます。焼き目がついて、すごく美味しそうです。実際食べてみると、中に肉汁がしっかり残っていて、ふっくらと美味しいです。特にimonobitoとロゴが入っている場所で焼くと、豚に焼き印を押しているみたいで、ちょっと楽しいです。
次は家に持って帰ってきた自前のニクイタで、朝飯に食パンと目玉焼きの同時調理です。こちらは表面のフラットな面を使います。家のグリルはパロマの2口タイプのガス台ですが、ちょっと狭めですが、うまく乗せて両方のコンロを同時に使って焼くことができました。
食パンはバルミューダで焼いたように外はカリっと、中はふわっと焼きあがりました。(ショート動画も見てね)食パンを手でちぎってみると、中から蒸気がどばっとでました。あえて安売りの食パンを買ってきたのですけどね。目玉焼きも焼き面がパリパリで美味しいです。
最後は野菜炒めも作ってみました(ショート動画も見てね)
野菜の汁が外に出ないので、水っぽくなりません。中に味がギュッと入ってるんで、間違いなく普通のフライパンより美味しいです。遠赤外線で焼いているので、フライパンの様に激しく動かす必要もなくって便利です。そもそも重くって振れませんけどね。
焼き台で、焚き火で、一台2役
コメータ伊勢志摩のBBQコンテナで、ニクイタを使うためのベースとなる焼き台はリンナイの焼き鳥台にしました。この焼き台を使えば直接直火で網焼きをすることもできますしね。
この焼き台のサイズにあわせてニクイタマルスを特注した訳です。
さらには焚き火をできる場所を確保して、焚き火台の上にもニクイタマルスを置いて使うことができるようにします。
そもそも安乗の魚介は普通にスーパーで買うのよりはるかに美味しい食材です。それもお隣にある丸保商店のいけすで生きたまま保管されています。この焼き鳥台で串焼きを直火で焼いたり、生きている魚介をニクイタで焼いて食べることを想像してみてください。美味しさの掛け算で、どのくらい別格の味になるか楽しみでしょ!
パンもマキズベーカリーのパンですからね。そのフランスパンを卵と牛乳に浸して、ニクイタでフレンチトースト。実際にコメータ伊勢志摩で使う日が本当に楽しみです。
ちなみにニクイタは分厚い鉄板なので、IHでも使うことはできるみたいですよ。ニクイタの購入はオンラインできます。
ご家庭用に買ってみるのも良いかもです。
<前の記事>(志摩市のおいしいもの)
<次の記事>(カヤック練習中)
☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
(株)Into the Wild
Cometa 伊勢志摩
〒517-0507 三重県志摩市阿児町安乗871番地
コメータ伊勢志摩ホームページ
オーナー留田敏和のインスタグラム
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?