『その男ヴァン・ダム』 結局、映画を観ることは孤独な行為なのだから、その孤独が自分にとってどんな意味があるのかだけが重要だ
『その男ヴァン・ダム』(2008年/マブルク・エル・メクリ)
【あらすじ】
ヴァン・ダムが酷い目に遭ってメソメソする
確か公開当時、シネコンが一軒しかない田舎(実家)に住んでいた僕は、ヴァン・ダムのメタ映画!俺の住む街ではやらない!でも観るっきゃない!と、この映画を観るためだけにユナイテッド・シネマ豊洲まで片道2時間掛けて上京したのだった。
豊洲のロビーには007の『慰めの報酬』のバカでかいポスターが吊るされていて、やっぱり東京はスゲーと胸躍らせながら客席へと向かった。