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映画(ホラー以外)

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明滅する光と闇の記憶装置に関するてきとうな感想を、それっぽく書いているだけです。
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#エヴァ

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 絶望の時代には、それ以上の絶望を

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012年/庵野秀明、摩砂雪、前田真宏、鶴巻和哉) 【あらすじ】 目が覚めたらみんなめっちゃ怖い 新エヴァで唯一繰り返し観ているほど好きなのが『Q』。その理由はまず、旧エヴァ特有の病み感、真っ黒なドロドロ感、居心地の悪さみたいな鬱屈したヤバイ感覚に、本作が最も近いからなのだと思う。 あともう一つの理由としては、単純に作画のレベルがシリーズで最も高い。死ぬほど画が美しいアニメーション。 『破』でせっかく新しいことをしたのに結局鬱アニメに戻

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 アスカ搭乗時に映画館で「嘘でしょ……」とつぶやいた女の子は元気にしているだろうか

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(2009年/庵野秀明、摩砂雪、鶴巻和哉) 【あらすじ】 俺たちの知ってるエヴァじゃない?! 誤解を恐れずに書いてしまうけれど、それまでの旧エヴァの惣流・アスカ・ラングレーという人は、かなり"病みがち"なキャラクターだった。ツンデレでありながらメンヘラ。自信過剰でありながら自己嫌悪に陥る。外面と内面のアンビバレントに引き裂かれながら嘆き苦しむアスカの姿を見ているのは、エヴァファンとは言えど辛く悲しいものがあった。 それに比べて、式波アスカ

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』 この時は、まさか完結まで14年掛かるとは思いもしなかったよ、綾波ィ!

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(2007年/庵野秀明、摩砂雪、鶴巻和哉) 【あらすじ】 エヴァの作画が変わる 『序』に関しては、めちゃくちゃグラフィックの美しさが向上したのは確かだけれど、テレビシリーズ及びヤシマ作戦までの総集編という印象が個人的にはどうしても強かった。 仮にも、旧エヴァを認知していない人にとって、『序』は一本の映画として歪な作品になっているはずだよなー、くらいには思っていた(ストーリーテリングとして)。劇場鑑賞時も「おさらいあざっす、で、破の予告早く