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お花に纏わる人々

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

Come on!!虎ノ門製作委員会メンバー&生漫DAYスタッフ・ピーノリです。
今日は生漫DAY番組内で飾っているお花についてお話したいと思います。(本記事は2021年3月に書いたものです。)

生漫DAYとは

初耳だ!という方のために。生漫DAYとは、毎週月曜夜YouTube生配信をしているお笑い芸人・漫才師のおふたり三拍子のオフィシャルチャンネルによる番組です。虎ノ門のコミュニティースペース・UR都市機構にぎわい施設「新虎小屋」を拠点に、Come on!!虎ノ門製作委員会が協力しています。三拍子さんの時事漫才と虎ノ門のまちの情報を同時に楽しめる唯一の番組です。各コーナーでは視聴者のみなさんを巻き込みつつ、SNSを用いたインタラクティブな構成を特徴とし、ゲストの方も数多くご出演いただいています。

虎ノ門のまちと お花と あなたと 私

最近は緊急事態宣言を受けて配信時間が早くなったのもあり、週末にお花を用意することが多くなりました。

日曜日の昼下がり、愛宕下通りを行き交う人を観察しながら虎ノ門ヒルズまで足早に歩き、向かいのグッドモーニングカフェに目をやって「今日もテラス席まで賑わってるなぁ」といつもの景色にひと安心。ヒルズの水階段を上り、エスカレーターで吸い込まれるようにして3階に。

「こんにちは。早いですね!」
「近くに用があって。ここ数日で随分春らしくなってきましたね。」
ここは生漫DAYのお花を一緒に選んでくださるお花屋さんのひとつ、リベルテさん。どの花も美しく、店内は花の香で包まれています。

「今日はどれにしようかな。」
「先週は○○のお花でしたよね。」
「そうです!私よりもよく覚えてくれてる(笑)。ありがとうございます!それにしてもラナンキュラスって本当に種類が多いですね。画面映えしないけど、この時期のアンティークローズもホントきれい・・・」
YouTube画面映えしそうな色を意識して季節のお花を選びます。
「どのくらいの長さに切りましょうか?」
「じゃ、このくらいで。自宅用に薔薇も買って行っていいですか?」
「ありがとうございます!!」
そんなやりとりが当たり前になった2週間前のこと。お会計を済ませて店をあとにしようとしたその時、
「今月末で退職することになりました。」とリベルテ優美さん。
えぇ!ご退職!?毎週お会いできていたのに来月から会えなくなるの???

驚きを隠せないまま、走馬灯のように今日までのことを振り返りました。
季節のお花を教えてくださったり、一緒になって花言葉をチェックしてくださったり、何も言わずとも、風変わりな社名(グー・チョキ・パートナーズ)をすらすらと領収書に書いてくださったり、通勤途中に新虎小屋に寄ってベジフルスムージーを飲んでくださったり、小屋にあるゲームや本に興味を持ってくださったり。

生漫メンバーであるモヒカン&シルバーグレー強面と、電脳ボーイと、187センチ187キロのテレビマンを引き連れて店舗に伺っても、決してたじろぐことなく、あたたかく接してくださるリベルテのみなさん。

こんなふうに、いつの間にかお互いの日々の様子がわかるほど日常的に行き来するようになることは、この新虎小屋では珍しくありません。
家族とも、職場の人とも、友人とも違う、毎週必ず会う関係性。多くのことを語るわけではないけれど、交わす言葉と笑顔で和やかな気持ちになれる関係性。そのどれもが貴重で、まちに属する自分を明確にしてくれていることに気付かされます。

なぜお花を飾るようになったのか

そもそも生漫DAYでお花を飾るようになったのは、お花を通して視聴者のみなさんに虎ノ門という場所を感じていただけたらという思いから、カモ虎課長とカモ虎製作委員会の生みの親・新虎小屋主人である小野寺さんにご提案したことが始まりでした。
まちを構成する「お花屋さん」と「新虎小屋」の関係性を、花を飾ることで追体験いただけることを期待して。
あわよくば、お花を愛でる気持ちとみなさんの笑顔を増やせられたらと。

みなさんはどんなお花が好きですか?

よかったら、お花に纏わるみなさんの思い出を教えてくださいね。

2021年3月
Come on!!虎ノ門製作委員会メンバー&生漫DAYスタッフ
ピーノリ

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