つまり、三木谷氏は「コングロマリット・ディスカウント」が起こっていると捉えているのだ。コングロマリット・ディスカウントとは、多くの事業を抱える複合企業(コングロマリット)の企業価値が、各事業の企業価値の合計よりも小さい状態のこと。事業の全体像や相乗効果が見えにくく、市場にきちんと評価されていないことを意味する。三木谷氏は収益性が高く急成長中の金融事業がこのまま楽天グループの100%子会社にとどまっていると、かえって経営効率が悪くなるとの判断から、上場させることを考えているともいえる。 福島哲治 2021年10月18日 09:03 楽天に住信SBI、ネット銀行の「上場話」が続く理由 このところ、インターネット専業銀行(ネット銀行)の「上場話」が立て続けに出てきている。10月8日、SBIホールディングスお www.nikkei.com #日経COMEMO #NIKKEI ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #投資 #nikkei #日経COMEMO #seiji